英国民投票 開票進む 離脱・残留がきっ抗
イギリスで23日に行われたEU=ヨーロッパ連合からの離脱の賛否を問う国民投票は開票作業が進められ、これまでのところ「離脱」と「残留」がきっ抗しています。
イギリスのEUからの離脱の賛否を問う国民投票は、各地で開票作業が進められています。イギリスの公共放送BBCによりますと全国382か所の開票所のうちこれまでに北東部のサンダーランドやスコットランドの最大都市グラスゴーなど148か所で開票作業が終わり結果が発表されました。
それによりますと、「離脱」が552万142票で50.7%、「残留」が537万5420票で49.3%となっています。
開票が始まったあと、しばらくは「離脱」がやや上回っていましたが、その後、「残留」が、有権者の多いスコットランドのグラスゴーで66%を占めるなど勢いを盛り返し、双方の票がきっ抗しています。
BBCはグラスゴーだけでなく、開票結果が出始めた首都ロンドンの一部の開票所で残留が予想以上に票を獲得していると指摘したうえで「残留支持者が多い都市部と、そうでない地方との争いになっている」と分析しています。
国民投票に向けた運動では、経済への影響や移民問題への対応などを争点に離脱派と残留派が激しい論戦を繰り広げました。イギリスがEUから離脱する事態になれば、金融市場が混乱することが予想されるほか、EUの将来を左右しかねないだけに、結果が注目されます。
開票作業が順調に進めば、早ければ日本時間の24日昼ごろには大勢が判明する見通しです。
それによりますと、「離脱」が552万142票で50.7%、「残留」が537万5420票で49.3%となっています。
開票が始まったあと、しばらくは「離脱」がやや上回っていましたが、その後、「残留」が、有権者の多いスコットランドのグラスゴーで66%を占めるなど勢いを盛り返し、双方の票がきっ抗しています。
BBCはグラスゴーだけでなく、開票結果が出始めた首都ロンドンの一部の開票所で残留が予想以上に票を獲得していると指摘したうえで「残留支持者が多い都市部と、そうでない地方との争いになっている」と分析しています。
国民投票に向けた運動では、経済への影響や移民問題への対応などを争点に離脱派と残留派が激しい論戦を繰り広げました。イギリスがEUから離脱する事態になれば、金融市場が混乱することが予想されるほか、EUの将来を左右しかねないだけに、結果が注目されます。
開票作業が順調に進めば、早ければ日本時間の24日昼ごろには大勢が判明する見通しです。