南アフリカ 市長選巡る抗議行動が暴徒化
南アフリカの首都プレトリアで、地元の市長選挙の候補者選びを巡って抗議行動を起こしていた住民の一部が暴徒化し、車の放火や商店の略奪などが相次いでいて、日本大使館も注意を呼びかけています。
南アフリカの首都プレトリアでは、与党のANC=アフリカ民族会議が地元の市長選挙の候補者を発表しましたが、これに対し地元の意向を無視した決定だとして住民の間で反発が広がり、ここ数日、抗議行動が相次いでいます。
プレトリア近郊の貧困地域では、抗議行動が一部で暴徒化し、車やバスが次々に放火されたり、道路をブロックするためにレンガなどが投げ込まれたりしていました。
外国人の商店を狙った略奪も相次いでいて、警察官に護衛されながら店から逃げ出す人たちの姿も見られました。
警察によりますと、暴動でこれまでに2人が死亡し、多くの逮捕者が出ているということです。
南アフリカでは去年4月にも移民や外国人が一部の住民に襲撃される事件が相次ぎ、外国人排斥の動きが拡大しました。
現地の日本大使館は、今後、被害がさらに広がるおそれもあるとして、注意を呼びかけています。
プレトリア近郊の貧困地域では、抗議行動が一部で暴徒化し、車やバスが次々に放火されたり、道路をブロックするためにレンガなどが投げ込まれたりしていました。
外国人の商店を狙った略奪も相次いでいて、警察官に護衛されながら店から逃げ出す人たちの姿も見られました。
警察によりますと、暴動でこれまでに2人が死亡し、多くの逮捕者が出ているということです。
南アフリカでは去年4月にも移民や外国人が一部の住民に襲撃される事件が相次ぎ、外国人排斥の動きが拡大しました。
現地の日本大使館は、今後、被害がさらに広がるおそれもあるとして、注意を呼びかけています。