北朝鮮高官 6か国協議再開に応じない姿勢
6か国協議関係国の当局者が出席して北京で開かれている国際会議で、北朝鮮高官は核開発を継続する考えを改めて示し、6か国協議の再開に応じない姿勢を強調しました。
北京では23日までの2日間、北朝鮮の核問題を巡る、6か国協議関係国の当局者と民間の研究者による国際会議が非公開で開かれています。
22日は外務省の金杉アジア大洋州局長、アメリカのソン・キム特別代表、中国の武大偉特別代表などが顔をそろえ、北朝鮮からは外務省アメリカ局のチェ・ソニ副局長が出席しました。
関係者によりますと、22日の会議では北朝鮮の核やミサイル開発について意見が交わされ、チェ副局長は核開発と経済の立て直しを並行して進める「並進路線」に言及し、核開発を継続する考えを改めて示したということです。
さらに、2008年12月以来開かれていない6か国協議の再開には応じない姿勢を強調したということです。
一方、北朝鮮が22日、新型の中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられる2発を発射したことを受けて、外務省の金杉アジア大洋州局長がチェ副局長に対して厳重に抗議するなど、日米韓3か国はミサイル発射を強く非難しました。
また、各国は今回の国際会議で北朝鮮の核開発を容認しない立場を改めて示したということで、核開発の継続を堅持する北朝鮮との立場の隔たりは大きいままです。
22日は外務省の金杉アジア大洋州局長、アメリカのソン・キム特別代表、中国の武大偉特別代表などが顔をそろえ、北朝鮮からは外務省アメリカ局のチェ・ソニ副局長が出席しました。
関係者によりますと、22日の会議では北朝鮮の核やミサイル開発について意見が交わされ、チェ副局長は核開発と経済の立て直しを並行して進める「並進路線」に言及し、核開発を継続する考えを改めて示したということです。
さらに、2008年12月以来開かれていない6か国協議の再開には応じない姿勢を強調したということです。
一方、北朝鮮が22日、新型の中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられる2発を発射したことを受けて、外務省の金杉アジア大洋州局長がチェ副局長に対して厳重に抗議するなど、日米韓3か国はミサイル発射を強く非難しました。
また、各国は今回の国際会議で北朝鮮の核開発を容認しない立場を改めて示したということで、核開発の継続を堅持する北朝鮮との立場の隔たりは大きいままです。