コロンビア 政府とゲリラ側が停戦に合意
半世紀にわたり内戦が続いてきた南米のコロンビアで、政府側と反政府ゲリラ側の双方が停戦することで合意したと明らかにし、内戦の終結に向けて大きく前進しました。
コロンビアでは、1960年代から政府と南米最大の反政府ゲリラ組織「FARC=コロンビア革命軍」との間で激しい内戦が続き、およそ22万人が犠牲となりました。
双方は4年前から和平交渉に乗り出し、去年9月、6か月以内に最終的な和平合意を結ぶことで一致しましたが、反政府ゲリラ側の武装放棄の条件などで折り合いがつかなかったとされ、期限を過ぎても交渉が行われてきました。
こうしたなか、双方の代表は22日、双方の停戦とともに、反政府ゲリラ側の武装放棄について合意したとする共同声明を発表しました。
23日には、仲介役を務めてきたキューバのラウル・カストロ国家評議会議長や、国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長らの立ち会いのもと、キューバの首都ハバナで、コロンビアのサントス大統領と反政府ゲリラ側の代表が停戦の合意文書に署名し、詳しい内容が明らかにされる予定です。
サントス大統領は来月20日の独立記念日までに最終的な和平合意を目指す考えを示していて、コロンビアで半世紀にわたり続いてきた内戦の終結に向けて大きく前進しました。
双方は4年前から和平交渉に乗り出し、去年9月、6か月以内に最終的な和平合意を結ぶことで一致しましたが、反政府ゲリラ側の武装放棄の条件などで折り合いがつかなかったとされ、期限を過ぎても交渉が行われてきました。
こうしたなか、双方の代表は22日、双方の停戦とともに、反政府ゲリラ側の武装放棄について合意したとする共同声明を発表しました。
23日には、仲介役を務めてきたキューバのラウル・カストロ国家評議会議長や、国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長らの立ち会いのもと、キューバの首都ハバナで、コロンビアのサントス大統領と反政府ゲリラ側の代表が停戦の合意文書に署名し、詳しい内容が明らかにされる予定です。
サントス大統領は来月20日の独立記念日までに最終的な和平合意を目指す考えを示していて、コロンビアで半世紀にわたり続いてきた内戦の終結に向けて大きく前進しました。