国交相 スズキに燃費不正の再発防止徹底求める
自動車メーカーのスズキが、燃費のデータについて定められた走行試験を行わず不正な測定をしていた問題で、石井国土交通大臣は、24日午前、鈴木修会長を国土交通省に呼び、再発防止の徹底を求めました。
この中で鈴木会長は、「不正行為を起こしてしまい、誠に申し訳ない」と陳謝しました。これに対し石井大臣は、「ユーザーに不信感を与え、日本の自動車産業への信頼を傷つけるものであって、大変遺憾だ。再発防止策を速やかに実施してもらいたい」と述べたうえで、その進捗(しんちょく)状況を国土交通省に当面四半期ごとに報告するよう求めました。
スズキは、これまでに販売した26車種、214万台で、燃費のデータについて定められた走行試験を行わず、不正な測定をしていたことを重くみて、技術者の研修や開発部門のチェック体制の強化などを盛り込んだ再発防止策をまとめています。
鈴木会長はこのあと記者団に対し、「4月から先月までの国内販売には今回の問題の影響がある程度あった。自動車業界の国際的な信用に関わるもので責任を感じており、私が再発防止の先頭に立ってやっていきたい」と述べました。
スズキは、これまでに販売した26車種、214万台で、燃費のデータについて定められた走行試験を行わず、不正な測定をしていたことを重くみて、技術者の研修や開発部門のチェック体制の強化などを盛り込んだ再発防止策をまとめています。
鈴木会長はこのあと記者団に対し、「4月から先月までの国内販売には今回の問題の影響がある程度あった。自動車業界の国際的な信用に関わるもので責任を感じており、私が再発防止の先頭に立ってやっていきたい」と述べました。