円相場 英国民投票の情勢を受けて乱高下
24日の東京外国為替市場は、イギリスのEU=ヨーロッパ連合からの離脱の賛否を問う国民投票の行方を巡り、残留派が優勢か離脱派が優勢かで円は大きく売られたり急激に買い戻されたりして円相場は乱高下する展開となっています。
24日の東京外国為替市場は朝方にEUへの残留派が優勢と伝わったことで、円相場は、いったん1ドル=106円台後半まで値下がりしましたが、その後、離脱派の優勢が伝わると円を急激に買い戻す動きが出て一時、1ドル=103円ちょうど近くまで値上がりしました。
市場関係者は「きょうの円相場は現地の開票状況を見ながらの荒い値動きになっている」と話しています。
市場関係者は「きょうの円相場は現地の開票状況を見ながらの荒い値動きになっている」と話しています。
財務官「マーケットの動向を注視」
財務省の浅川雅嗣財務官は、イギリスのEU=ヨーロッパ連合からの離脱の賛否を問う国民投票の行方を巡り、東京外国為替市場で円相場が乱高下する展開となっていることについて、24日午前、財務省内で記者団に対し「マーケットの動向をいずれにしても注視しないといけない」と述べました。