“EU離脱に投票を後悔” 英で発言相次ぐ
国民投票でEU=ヨーロッパ連合からの離脱を決めたイギリスでは、テレビ番組やインターネットの投稿サイトで離脱に投票したことを後悔する発言が相次いでいます。
国民投票を受けて放送されたイギリスの公共放送BBCの討論番組では、離脱に投票した人が「まさかこんなことが起きるとは思っていなかった。どうせ残留に決まると思っていた」と発言しました。
また、街頭インタビューでも離脱に投票したという市民が「今すぐ投票し直したい。現実を知って初めて目が覚めた」と話していました。さらにインターネットのツイッターなどでも、「離脱に投票したことを後悔している」といった投稿が相次いでいます。
インターネットでは、イギリスのEU離脱を意味する造語「BREXIT」になぞらえ、「イギリス」を意味する「Britain」と、「後悔」を意味する「regret」を掛け合わせた「BREGRET」という造語も現れました。
こうした現象について、地元メディアなどは「離脱後に起きた政治や経済の混乱が国民の想像を超えていた」などと分析しています。
また、離脱を主導してきたイギリス独立党のファラージュ党首は、イギリスがEUに支払ってきた拠出金を離脱後に国民医療制度の充実に充てる公約を掲げてきましたが、24日、「財源にできるかどうかは保障できない」と述べて公約を撤回し、離脱に投票した人たちの間からも批判が強まっています。
イギリス議会のウェブサイトには国民投票のやり直しを求める請願への署名が相次いでいて、これまでに370万人を超える市民が署名し、その数は今も増え続けています。
また、街頭インタビューでも離脱に投票したという市民が「今すぐ投票し直したい。現実を知って初めて目が覚めた」と話していました。さらにインターネットのツイッターなどでも、「離脱に投票したことを後悔している」といった投稿が相次いでいます。
インターネットでは、イギリスのEU離脱を意味する造語「BREXIT」になぞらえ、「イギリス」を意味する「Britain」と、「後悔」を意味する「regret」を掛け合わせた「BREGRET」という造語も現れました。
こうした現象について、地元メディアなどは「離脱後に起きた政治や経済の混乱が国民の想像を超えていた」などと分析しています。
また、離脱を主導してきたイギリス独立党のファラージュ党首は、イギリスがEUに支払ってきた拠出金を離脱後に国民医療制度の充実に充てる公約を掲げてきましたが、24日、「財源にできるかどうかは保障できない」と述べて公約を撤回し、離脱に投票した人たちの間からも批判が強まっています。
イギリス議会のウェブサイトには国民投票のやり直しを求める請願への署名が相次いでいて、これまでに370万人を超える市民が署名し、その数は今も増え続けています。