関西テレビ
滋賀県警が大津市に設置した“一時停止”の標識が、事務手続きのミスで効力がなかったにもかかわらず、およそ3年にわたって取締りが行われていたことがわかりました。
こちらの“一時停止”の標識。
3年前に設置されましたが、今月までの間、効力がないものでした。
滋賀県警は3年前、JR湖西線・大津京駅周辺の改良工事に伴い、ロータリー北側の交差点に“一時停止”の標識を設置しました。
一時停止や通行禁止などといった車両の行動を制限する標識は、各都道府県の公安委員会の意思決定を受けて設置されます。
しかし、「事務手続きのミス」で意思決定がされないまま、標識が設置されていたということです。
滋賀県警は、今月までの3年間、ここで一時停止をしなかった車など、合わせて87件の反則切符を切っていて、中にはここでの“違反”により、免許停止になった人もいるということです。
滋賀県警は、反則切符を切った人たちに対し、反則金を返還するとともに、違反点数を抹消するとしています。
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