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<捕獲の子グマ>ツキノワグマではなくタヌキだった 青森

毎日新聞 6月27日(月)21時36分配信

 青森県南部町は27日、子グマとして捕獲、保護していた動物2頭がタヌキの幼獣だったと発表した。同町の担当者は「全国でクマの目撃情報が相次いでいたため、クマという思い込みがあった」と話している。

【別カット】子グマと思われて捕獲されたタヌキの幼獣

 体長約20センチのこの動物は、16日に町内の会社敷地内で見つかった。同町は生後間もないツキノワグマの子とみて捕獲後、住民に危害を与える恐れのある親グマを誘い出すため、2頭をわな付きのおりに入れた。しかし、17日になっても親グマは現れず、「育児放棄された可能性が高い」と判断し、動物園などの引き取り手を探していた。

 事態が変わったのは23日。健康状態を把握するため、青森県八戸市の動物病院に2頭を連れて行ったところ、獣医は「ほぼタヌキだろう」と診断。各地の動物園からも同様の指摘があり、最終的には森林総合研究所東北支所から「タヌキの幼獣だ」との回答を得た。

 同町は今後、タヌキが外敵から身を守れる程度に成長したら森に返す。【一宮俊介】

最終更新:6月27日(月)22時14分

毎日新聞

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