ツイッターに半裸写真掲載
実名の個人ツイッターに半裸写真などを掲載し、裁判官の品位を傷付けたとして、東京高裁民事部の岡口基一裁判官(50)が戸倉三郎・同高裁長官から口頭で厳重注意を受けていたことが分かった。
問題となったのは2014年4月〜今年3月に個人ツイッターに投稿された3件。「俺が実験台になって縛ってもらいました」として上半身裸の写真を掲載したり、「エロエロツイートとか頑張るね」「自分の裸写真とか、どんどんアップしますね」と投稿したりした。今月21日のツイートで注意を受けたと明かし、「国民の皆様に深くおわび申し上げる。このようなつぶやきは二度としない」と謝罪した。
東京高裁の渡部勇次事務局長は「現職裁判官が裁判官の品位と裁判所に対する国民の信頼を傷つける行為をしたことは誠に遺憾だ」とコメントした。
岡口裁判官は水戸地裁、大阪高裁などを経て昨年4月から現職。「要件事実マニュアル」などの法律家向けの著書がある。【伊藤直孝】