こんにちは。千種ゆり子です。
突然ですが、皆さんが「空飛ぶ魔女」と言われて思い浮かべるのは何ですか?
「魔女の宅急便」が一番メジャーだと思うのですが
私が最近イチオシなのは、マンガ・アニメ「ふらいんぐうぃっち」です。
「ふらいんぐうぃっち」は
青森県弘前市で魔女の女の子が一人前を目指すお話。
第一話の幕開けはまだ雪の残る春先のシーンから始まり。
弘前のさくらまつりの様子やフキノトウ、りんごの花が描かれるなど
四季や自然が丁寧に表現されています。
とても癒されるアニメなんです。
このアニメの癒されポイントは、主人公の魔女・木幡真琴は
魔女なのにほとんど魔法を使わないところ…なのですが
そんな中真琴がよく使うのが「ほうきで空を飛ぶ」魔法。
真琴はゆったりと空を飛んでいて、とても気持ちよさそうです。
こんな風に空を飛べたらいいなぁ…
©石塚千尋・講談社/「ふらいんぐうぃっち」製作委員会
しかし、この様子を見ていて気象予報士として気になったことが…
「真琴は、どれくらいの高さを飛んでいて
どれくらいの強さの風が吹いているのか?」
アニメを見ていても天気のことが気になってしまう…職業病です。
さて、風についての一般論を整理すると…
・上空にいけばいくほど風は強くなる
・上空1500m付近(青森県で最も高い山、八甲田や岩木山と同じくらい)で地上の2倍
・飛行機が飛ぶ10000mは地上の10倍近い風
・真琴が飛んでいる高さはだいたい200〜300メートルと推測
→この高度の風速は地上の1.5倍ほど
実際のイラストからわかることは…
©石塚千尋・講談社/「ふらいんぐうぃっち」製作委員会
・真琴の髪が風になびいている
→風速は2〜3メートルと推測
地上でもこの位の風が吹けば、無風でもなく強風でもないので
心地いい風に感じられます。
⇒このような風速の日を「空を快適に飛べる日」と定義します。
では、「空を快適に飛べる日」が、弘前市では月に何回あるのか?
弘前市の風速のデータから計算すると…
なんと、弘前市では空を快適に飛べる日は1か月に23日!
一方青森市の場合、なんと1か月に4日しかありませんでした…!
これは、青森市が海に面していて風が強まりやすい地形なため。
青森県は海に面した市町村が多いのですが
弘前市は、海に面しておらず内陸なので、
風が強まりにくい場所なんです。
(もちろん雪や雨が降ったりすれば飛びにくくなってしまいますが)
「真琴が弘前で魔女をしているのは、ほうきで飛びやすいから!」
そんな理由があったのかもしれません。
※実際の気象観測データに即して記述はしておりますが、あくまで筆者の勝手な妄想です。
この作品の舞台である、弘前は何度か行ったことがありますが、あまり風が強いという印象は確かにないです。
昨年は夏に行きましたが、日中はそこそこ暑かった反面、日がくれると涼しかったです。これも風が弱いことと関係がありそうです。
2016/6/27(月) 午後 0:25 [ いしいちゃん ] 返信する
まさかふらいんぐうぃっちをここで見かけるとは思いませんでした。
お姉ちゃんの魔法が掛かったチョコをうっかり食べて、昼間は犬のような姿になってしまう犬養さんが良かったです。
後はマンドレイクを引っこ抜いたり、一見廃屋に見えるカフェが実は、だったり、空飛ぶ鯨に乗ったり。
ほんと面白い、癒しアニメでしたね。
2期切望したいです。
2016/6/27(月) 午後 0:38 [ きん ] 返信する
お疲れ様です。
「空想の科学」と言う本を思い出しました。
理系には興味深い本でしたが、夢は壊れる本でした。
イメージが壊れず情景もよさそうで拝見したくなりました。
2016/6/27(月) 午後 0:46 [ you***** ] 返信する