中国版世界銀行AIIB、来年6月に済州で総会

中国版世界銀行AIIB、来年6月に済州で総会

2016年06月27日08時34分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  「中国版世界銀行」アジアインフラ投資銀行(AIIB)の来年の年次総会が済州(チェジュ)で開かれる。企画財政部によると、25日から2日間の日程で中国北京で開かれた第1回AIIB年次総会で、加盟国は来年6月16-18日に予定された第2回年次総会を済州で開催することに決めたという。柳一鎬(ユ・イルホ)副首相兼企画財政部長官をはじめとする57加盟国の代表が全会一致で同意した。AIIBはアジア新興国の開発を支援するために中国の主導で今年1月に発足した国際金融機関。韓国は加盟国のうち出資比率(3.81%)が5番目に多い。

  次期年次総会の招致に成功したことで、韓国は今回の総会閉会後から1年間、AIIB総会および代表(ガバナー)会議議長国としてアジア地域のインフラ開発と経済成長議論を主導できる。政府はこれを通じて国内企業のアジアインフラ市場進出を積極的に支援する計画だ。柳副首相は金立群AIIB総裁と会談し、「AIIBが主導するインフラ事業に対する韓国企業の参加と韓国人材のAIIB進出拡大に持続的に関心を持ってほしい」と要請した。

  柳副首相は開幕式の基調演説で「ブレグジット(英国のEU離脱)による世界経済の不確実性を解消するため、加盟国が共同の努力を展開する必要がある」と強調した。
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