白山国立公園の巨大岩にロッククライミングの金具
石川県白山市の国立公園にある県の天然記念物に指定されている大きな岩に、ロッククライミングで使う金具が複数打ち込まれているのが見つかり、県は文化財保護条例に違反する疑いがあるとみて調べることにしています。
金具が打ち込まれているのが見つかったのは、石川県白山市白峰の白山国立公園にある「白峰百万貫の岩」です。今月中旬、環境省の職員がロッククライミングで使う金具が少なくとも6個、打ち込まれているのを確認し、さらに、金具を抜き取ったとみられる跡も複数、見つかりました。
「白峰百万貫の岩」は、石川県最大の河川、手取川の中州にあり、高さはおよそ16メートル、幅はおよそ19メートルあります。
石川県によりますと、昭和9年に大洪水が起きた際に上流から流れてきたとみられ、河川に流れてきた岩の塊としては国内最大級ということで、県が天然記念物に指定しています。
石川県の文化財保護条例では、許可なく県指定の天然記念物に手を加えることを禁止していることから、県は条例に違反する疑いがあるとみて誰がいつ金具を打ち込んだのか調べることにしています。
岐阜県御嵩町でも、先月、国の天然記念物で名勝にも指定されている巨大な岩に、ロッククライミング用の金具のハーケンが2本打ち込まれているのが見つかり、警察が文化財保護法違反の疑いで調べています。
「白峰百万貫の岩」は、石川県最大の河川、手取川の中州にあり、高さはおよそ16メートル、幅はおよそ19メートルあります。
石川県によりますと、昭和9年に大洪水が起きた際に上流から流れてきたとみられ、河川に流れてきた岩の塊としては国内最大級ということで、県が天然記念物に指定しています。
石川県の文化財保護条例では、許可なく県指定の天然記念物に手を加えることを禁止していることから、県は条例に違反する疑いがあるとみて誰がいつ金具を打ち込んだのか調べることにしています。
岐阜県御嵩町でも、先月、国の天然記念物で名勝にも指定されている巨大な岩に、ロッククライミング用の金具のハーケンが2本打ち込まれているのが見つかり、警察が文化財保護法違反の疑いで調べています。