幼児を育てるにあたって、万国共通でイヤイヤするものといえば、そう歯磨きです。
大人でも面倒くさいアレですが、幼児にとってみれば異物を口の中に入れられてゴシゴシされるという拷問に近い儀式なので、その嫌がり方も生半可なものではありません。
我が家でも例に漏れず息子は歯磨きが大嫌いです。固く閉ざした口は最愛のママでも開けることは叶いません。石とかは平気で口に入れるくせに
今回は、ほとほと困り果てた我が家の歯磨き対策を取り上げます。
1歳半検診では
最近行った1歳半検診では歯科検診もありました。
これはアドバイスを貰うチャンスとばかりに臨んだんですが、案の定息子ギャン泣き。もうゆっくり話を聞くどころじゃありませんでした。
そんななか頂いたアドバイスは「この時期に嫌がるのはしょうがない。根気強くやりましょう。」という精神論でした。
心の中で舌打ちをしたのはここだけの話です。技術的な話もあり参考になりましたが、それを試す以前の問題で悩んでんのに…
世のママ達の対策
日頃読ませてもらってるブロガーの皆さまがちょうど立て続けに歯磨き対策のエントリーを書いていたので紹介します。
しめははさんの場合
(第二子誕生おめでとうございます)
しめははさんの対策は
- 歯科検診に行って優しいおじいちゃん歯医者さんに診てもらって、歯磨きは怖くない・楽しいって思わせる
- 歯磨きが上手なお友達の歯磨きを見せる
という2つで、これで歯磨きが好きになったみたいです。
そうか、他人を有効に使うのか。しめちゃん人懐っこいんだな。うんうん。
うちの息子の場合、医者は自分に意地悪をする極悪人という認識があり、医者を見ると大泣きしてしまいます。そして、頼れる同年代の友達もいません…。唯一の友達は三十路のパパです。頼りない…。
maruchanさんの場合
まるちゃんさんの対策は「笑わせたもの勝ち」です。
笑わせて、ニコニコしている間にササっとやるってものです。なるほどこれは使えるかも。まず、ニコニコと同時に走り出す体育会系な性格を何とかせねば。
これも相当根気のいる作業で、どこの家庭も歯磨きには苦労してるんですね。
我が家の対策
そして我が家の対策ですが…
歯磨きを一旦諦めました!
パパがやったり、ママがやったり、実演してみたり、歯磨きの動画を見せたり、電車の動画を見せたり、踊ってみたり←、色々と策を講じましたが、日を追うごとにへの字に閉ざされた口はより固くなっていく一方でした。
これはこのまま歯磨きで悪戦苦闘しても拒否反応が増すだけだ、ここは一旦引いてリセットしたほうがいいと判断し、食後の歯磨きを一時休止することとしたのです。
ただ、歯磨きを全くしないというのは流石にマズいので、本人に気づかれないようにこっそりやっています。
そう、寝ているときにゴシゴシするのです。
この寝込みを襲う作戦ですが、なかなか良い作戦でした。起きてる間には絶対こんなに丁寧にさせてくれないし、デンタルフロスまできっちりできます。
唯一の難点は、寝ながら歯磨きをされている息子の姿が滑稽で笑いをこらえるのが大変ということです。
おわりに
小さい子を持つ家庭の鬼門、歯磨き。
各家庭でその子にあった歯磨きを試行錯誤しながら四苦八苦して歯ブラシをしています。
我が家も同様に五苦九苦していましたが、あまりの嫌がりように一旦撤退することとしました。
またほとぼりが冷めて、もう少しコミュニケーションが取れるようになってから、再度根気強くトライしていこうと思います。
子どもの歯磨きで悩む皆さま、一旦撤退という手もありますよ。
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