ウサギとカメの童話ってありますよね。
みんな知ってる、ウサギとカメの童話
超ざっくり要約すると、こんな話ですよね。
合ってます?笑
- ウサギとカメでレースして、
- ウサギが途中でお昼寝してたら
- カメが追い抜いて1位でゴールする
まあ、このストーリーから学ぶべきは・・・、「勝負はやってみなきゃ分からない!」、「あきらめずに取り組めば結果はついてくる」、「勝負は手抜きしちゃいけない!」といったところでしょうか。
言わずもがな、子どものときも大人のときも、何かにつけて引用される童話の1つです。
「ウサギとカメ」には実は続きがあった!
ところが、ですよ。
この童話、実は続きがあるんですよ。
「聞いたことあるー」、という人もいるでしょう。
知っている人は知っているはずw
試しに妻に、「ウサギとカメの続きって知ってる?」って聞いたら、知らなかったので、「おや、これはひょっとしてブログネタになってしまうのか・・・」とほくそ笑みながら今にいたるわけですが笑
・・・
とここまではよかったんですよ(何
ネット上の「ウサギとカメの続き」は、ぼくの知るそれと全く違った
記事を書こうと思って、「自分の知っている話、ネットに載っているかなー」なんて思って調べていたら、ぼくの知らないまったく違う続きが載っていた・・・。
もはや、ウサギとカメの続きには、複数のパターンが存在するということなんですね、そうなんですね。。
というわけで、まずは、ネット上の「ウサギとカメの続き」を引用してご紹介。
ウサギとカメ 第2章(衝撃的なラスト編)
いくつかサイト見ましたが、ロケットニュース24から引用しましょう。
これ、かなり衝撃的な内容です。
R5レベル(ワナワナ
『ウサギとカメ』の続編 / ウサギ編
かけっこでカメに負けたウサギ(以下、負けウサギ)は仲間のウサギに馬鹿にされ、恥さらしとしてウサギの村を追い出される。しかしオオカミがウサギを狙っている事を知った負けウサギは、オオカミを騙して岸壁に誘い出す事に成功。負けウサギはオオカミに飛び蹴りを食らわせ、崖から突き落としてオオカミを殺害。ウサギの村は負けウサギを温かく迎え入れ、英雄となった。
『ウサギとカメ』の続編 / カメ編
ウサギとの勝負に勝利したカメは、「なんでもやればできるんだ!」という気持ちに目覚め、あらゆることに挑戦しようとする。ある日カメはワシに頼んで、どんどん空高く飛んでくれとお願いをしてきた。カメは、頑張れば空を飛べると思ったようである。言われたとおりワシはカメをつかんで高い場所まで飛んでいき、そこからカメを落とした。カメは空を飛べると確信していたが、飛べるはずもなく地面に激突し、砕け散ってしまったのだ。それ以来、カメを見たものはいないという。
そうなのです。
カメ、死す・・・。
って、おい、まさかの展開すぎるぜよw
こんなストーリー、ぼくの知ってる「ウサギとカメ」の続きとは全く違う・・・。
ウサギとカメ 第2章(道徳的な美談編)
では、ぼくの知っている「ウサギとカメ」の続きはどんなものかをご紹介しましょう。
ぼくは、知人にこんなふうに聞きました。
<第1章>
- ウサギとカメでレースして、
- ウサギが途中でお昼寝してたら
- カメが追い抜いて1位でゴールする
ここまではご存知の通り。で、ここからですよ。
<第2章>
- ウサギがもう一度レースをしようと言う、カメも是非と応じる
- 今度は普通にウサギが勝つ
- 最後に参加者同士で写真撮影をするときに、勝ったウサギの横でカメが笑った
- ウサギはカメに聞いた、「なぜ負けたのに笑っているの?」
- カメは答えた、「自分のタイムが、最初のレースよりも上がったからだよ。」
という話なのです。
このストーリーから学ぶべきは・・・、「敵は相手ではない、自分なのだ」、「負けにも学ぶものがある」といったところでしょうか。
いやー、深い。
ウサギとカメのくせに深いですよ笑
ちなみに、ぼくは初めてこの話を聞いたときは、「カメ、めっちゃ視点高いな!(本当は地面からせいぜい数十センチしか顔面上がらないはず…)」と思いました。
ウサギとカメ 第3章(道徳的な美談編)
さて、話はこれで終わるのかと思いきや・・・、なんと、まだ続きます!
さすが道徳な美談編!w
ではどんな感じで続いて行くのか、もう一度第1章まで遡りながら、ぼくの認識を綴りますと、、、
<第1章>
- ウサギとカメでレースして、
- ウサギが途中でお昼寝してたら
- カメが追い抜いて1位でゴールする
<第2章>
- ウサギが「もう一度レースをしよう」と言う、カメも是非と応じる
- 今度は普通にウサギが勝つ
- 最後に参加者同士で写真撮影をするときに、勝ったウサギの横でカメが笑った
- ウサギはカメに聞いた、「なぜ負けたのに笑っているの?」
- カメは答えた、「最初のレースよりも自分のタイムが上がったからだよ。」
<第3章>
- 悔しいウサギはカメに持ちかけた、「もう一度レースをしよう」
- カメは条件付きで応じた、「いいよ、だけど、次はコースを工夫したい。公平性を期すために、陸だけじゃなくて、海も入れようではないか。」
- 勝負の結果、最後は、カメが勝利した
- めでたしめでたし
という話なのです。
このストーリーから学ぶべきは・・・、「勝負の際は自分の土俵に持ち込め」、「相手と同じ条件で勝負して初めて優劣がつく」といったところでしょうか。
いやー、まさか「ウサギとカメ」にここまで続きがあったとは・・・、って感じでしょ。
ところでウサギって泳げないのか?
まとめ:「ウサギとカメ」シリーズ、もっとも使えるのは第2章だと思う
まとめましょう。
もはや、衝撃的なラスト編と道徳的な美談編含め、何が本当の「ウサギとカメの続き」なのか分かりませんがw
ぼくは、第2章(もちろん、道徳的な美談編)が好きですね。
なんかこう、自分と戦っている感じが格好いいじゃないですかー!
ぶっちゃけ、よく知られているウサギのカメの話(=第1章?とでも言えばいいのかしら)よりも聞き手にグサッと刺さる話ですよ。
まあ、衝撃的なラストを飾る編も道徳的な美談編、両方知っておいて損はないはず。
場合によって使い分けてください。
・・・子どもと、ウサギとカメの話になったらどっちの話をしよう・・・w
ほんだらのー!