写真・図版 6月26日、英国の国民投票で欧州連合(EU)離脱が決まったことを受け、残留支持を訴えていた野党労働党のコービン党首(写真)の責任を問う声が強まるなか、同党の「影の閣僚」12人が党首への支持を撤回した。 25日撮影(2016年 ロイター/Neil Hall)

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 [ロンドン 26日 ロイター] - 英国の国民投票で欧州連合(EU)離脱が決まったことを受け、残留支持を訴えていた野党労働党のコービン党首の責任を問う声が強まるなか、26日までに同党の「影の閣僚」12人が党首への支持を撤回した。

 コービン党首は26日、「影の閣僚の辞任が相次いだことは残念だが、私に投票した有権者の信頼を裏切るつもりはない」と述べ、辞任しない考えを表明。「労働党の党首交代を望むならば民主的な選挙で戦う必要があり、その際には私も立候補する」と述べた。

 コービン党首は26日朝、影の外相のベン氏が党首への不信任を表明したことを受けて同氏を更迭。その後、影の閣僚11人が相次いで辞意を表明した。