17歳で1票 誕生日前に不在者投票 富山・魚津
7月10日投開票の参院選で、10日に18歳の誕生日を迎える富山県立桜井高校3年、室谷虎太郎さん(17)が25日、同県魚津市役所で不在者投票した。
今回の参院選は、公職選挙法の改正で、選挙権年齢が18歳まで引き下げられ、投票日翌日の7月11日までに18歳の誕生日を迎える人が対象。期日前投票は、実際に票を投じた日の年齢が基準とされるため不可能だが、不在者投票は可能。
室谷さんは投票日に用事があり、両親と相談して不在者投票すると決めた。25日夕、市役所を訪れ、投票用紙に1票ずつ記入した。
室谷さんは投開票日に誕生日を迎えることに「少しラッキーだった」とコメント。新聞などで立候補者について調べたといい「当選者は、将来を見据えた政治をしてほしい」と期待を込めた。【青山郁子】