映画「おとなのワケあり恋愛講座」のあらすじ,ネタバレ,レビュー
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あらすじ
大学でロマン主義を教える教授リチャードはプレイボーイ!?
教え子ケイトと関係を持ち、彼女の家族に会うことになったリチャード。その為に出かけた先で美女オリビアに目がイッちゃうんだ。でもネ、オリビアはケイトのお姉さんだった!更に悪いコトに(?)妊娠を打ち明けるケイト!プレイボーイは打ち止めか!?それとも禁断の三角関係に!?
カリコレ2016で上映される4代目ジェームズ・ボンドのピアース・ブロスナン主演作品は“問題アリ!?”のラブコメだ。「ダイヤモンド・イン・パラダイス」で泥棒さんカップルを演じたブロスナンとサルマ・ハエックの再共演であり、それにサルマと同じくラテン系美女のジェシカ・アルバが加わるのだから熱い・熱い!
「ダイヤモンド・イン・パラダイス」のオープニングで衝撃的なキスシーンを魅せたブロスナンとサルマだが、彼らのキスシーンは本作でも観られるのか?それとも英国紳士の唇はジェシカだけのモノなのか!?って言うかそもそも紳士と言えるのか!?
本作を観ようかどうか迷っている方に作中よりこのセリフを送る。
“レディーファーストは男が女の尻を観る為だ”こんなセリフを吐く英国紳士を是非スクリーンで!
現在確認出来た本作の上映スケジュールは新宿シネマカリテで8月13日、16日、18日の3回のみ。
カリコレ2016はシネ・リーブル梅田、中川コロナシネマワールドでも開かれるので、本作はこの2つの劇場でも公開されるかもしれない。カリコレ2016公式サイトでステータスに変化があったら追記する。
なお、カリコレ2016公式サイトでは映画を特別割引で観られる“リピート割”の情報もあるので是非!
久しぶりに惚れる邦題がつけられた感のある本作、Don't Miss It!
配給:彩プロ
ストーリー・ネタバレ
齢60歳と言ったところか。男性リチャードがまだ幼い息子ジェイクに別れを告げようとしていた。何故リチャードは子供と離れ離れにならなければいけないのか…!?
リチャード・ヘイグはイギリスの大学でロマン主義を教える英国人の教授だ。リチャードの父親ゴードンもまた定年前に大学で教鞭を執っており、ゴードンは皆を惹きつける講義をする男だった。ただ子供リチャードの目を通すと、彼の母親と離婚後も結婚を繰り返す父親ゴードンは“惹きつける父親”とは写っていなかったかもしれない。だって家で開かれたパーティの際、リチャードの母に隠れて父ゴードンは他の女性とコトをしていたのだから…子供の目にはプレイボーイと写ったか…。
そんなリチャードの講義を受けるアメリカ人の美人学生ケイト。卒業がそろそろ…と言う時にケイトと寝てしまうリチャードもまたプレイボーイの資質があるのかもしれない。結婚を意識するまでの仲になったリチャードとケイト。
アイルランドの首都ダブリンの近くでケイトの父親に会うことになったリチャード。一足先にホテルに向かったリチャードの目に留まった女性がいた。その女性とバーカウンターで一緒になったリチャードは彼女に近づくと、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲“お気に召すまま”のセリフから、こう口説き文句として放った。
“I Do Desire We May Be Better Strangers.”(“今後ともせいぜい赤の他人で”)
続けざまに彼女にこう語るリチャード。
“レディファーストは男が女の尻を見るためさ”
“会って1分もあればその人との相性がわかる”
誘い文句にのり、女性は“あと1分”をリチャードに与えようとしたトコロ、ケイトが現れて女性をこう呼んだ、“オリビア”。リチャードはケイトから姉の名前がオリビアであることを聞いていてハッとする!そう“このオリビア”はケイトの姉だ。ばつが悪そうにするリチャードを余所に、リチャードが姉を口説こうとしていたことなど知らないケイトは姉オリビアに“素敵な英国人”とリチャードを紹介した。
2人の父親が来られなくなったのでリチャード、ケイト、オリビアで食事をすることになった。ケイトとオリビアの父親は二重生活を送っていて、2人は腹違いの姉妹であることが分かった。“それぞれの母親と娘の二重生活…”色々とあったようだが今は親友のようなケイトとオリビア。オリビアと彼女の夫アレンの話を聞いたリチャードは何を思う!?そしてケイトに妊娠したことを告げられるリチャードは“素晴らしい”と語るがそそくさと席を立ってしまった…。
その後、父親ゴードンの家を訪ねたリチャード。プレイボーイとして経験豊富な父親から様々な理由で“アメリカ女は止めておけ”と言われるが、“時すでに遅し”であった…。
大学を卒業してアメリカ・ロサンゼルスに移り住んだケイト。リチャードもイギリスの大学を辞めてケイトとロスへとやって来た。直ぐにジェイクという可愛い男の子が産まれた。あやすリチャードにはジェイクは“プレイボーイ三世”と写ったのかも…?
数年後。新しい大学でも専門であるロマン主義を説くリチャードはまだ正式には採用されていない。“みなし”だ。イギリスの生徒とは違って講義を聞こうとせずに自分勝手に振る舞うアメリカの生徒達。生徒を惹きつけられないままでは正式には採用されず、仕事がなければアメリカにはいることが出来ない…。
ある日。リチャードとジェイクが浜辺のレストランにいるとき、ジェイクが母親ケイトの姿を見たと言った。そんなハズはない。ケイトはリチャードに、ニューヨークに行くと言っていた。でも男の運転するアメ車ハマーの助手席に乗るのは確かにケイト。リチャードは気付いていない。そうケイトは勤め先の同僚のブライアンと浮気をしていたのだ。送られたボイスメールから浮気を気付かれたと思ったケイト。帰宅後にリチャードに不倫を告白する。
リチャードは家を離れなければならなくなり、息子ジェイクに別れの言葉を切り出していた…。
[ストーリーは導入のみ]
別居することになったリチャードとケイト。
・アメリカにいる為には大学に正式採用されなければならない
・飲酒運転で逮捕…断酒会に通わなければ移民としては不適法
強制送還…
息子ジェイクとは…?
・妻ケイトとはどうなるか?
・アメリカにやって来るオリビアとの関係に発展は?
・ロマンスは勿論だが、親子3代男たちのドラマにも注目!
・そしてリチャードの講義シーンにきっとアナタは…
カリコレ2016でダメンズ=ピアース・ブロスナンを目撃せよ!
レビュー・感想・解説・評価
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カリコレ2016で公開される厳選3作品をお届けする企画。第1弾の「エクスポーズ 暗闇の迷宮」(「ノック・ノック」のキアヌ・リーブスとアナ・デ・アルマスの再共演作品)に続く第2弾。
オープニングの製作会社クレジットにあるIRISH DREAMTIME PRODUCTIONはアイルランドにアイデンティティーをおくピアース・ブロスナンが作った映画製作会社だ。ブロスナン自身が出演する映画が主であり、アイルランドを描いた佳作「ネフュー」や、名作「華麗なる賭け」のリメイクで同じ原題の「トーマス・クラウン・アフェアー」などの良作品などがある。
そのブロスナンは本作で製作総指揮のクレジットがあった。
本作の監督を務めるのは「小さな命が呼ぶとき」、「ベガスの恋に勝つルール」のトム・ヴォーン。
さぁ、キャストだ!
・主人公の大学教授→仮講師を演じるのは4代目ジェームズ・“007”・ボンドとして有名なピアース・ブロスナン。ボンドとして製作年順に「007/ゴールデンアイ」、「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」、「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」、「007/ダイ・アナザー・デイ」の4作品があるブロスナン。ロマコメの本作では主演だが「ミセス・ダウト」や「マーズ・アタック!」という、よく知られたコメディでは脇役として魅せてくれている。
・前述したがブロスナンと「ダイヤモンド・イン・パラダイス」というコメディで共演して、衝撃的なキスシーンで観客を驚かせるサルマ・ハエックが姉オリビアを演じる。「フリーダ」のアカデミー主演女優賞ノミニー。大作SF西部劇「ワイルド・ワイルド・ウエスト」のヒロインや不道徳な(?)ファンタジックコメディ「ドグマ」など。
・ちょっと軽い(?)妹ケイトを演じるのはSFアクションでシリーズ化された「ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]」、「ファンタスティック・フォー 銀河の危機」のヒロインで魅せたジェシカ・アルバ。オールスターなクライム映画「シン・シティ」も。
・プレイボーイなリチャードの父親ゴードン(老人)を演じるのは「時計じかけのオレンジ」などの大ベテランのマルコム・マクダウェル。本作では人間ドラマを魅せる!
・そして幼年のジェイクを演じるのはダンカン・ジョイナー。相当のポテンシャルを秘めているコトを感じられるゾ!
さて。
ジェシカ・アルバとサルマ・ハエックという素晴らしすぎる華を両手に持つことになるピアース・ブロスナン。三角関係の果てはどうなるのか、予想をしてから劇場へ!男性ファンにはサルマのお楽しみショットもあるゾ。
ロマコメ、ラブコメだけでは終わらない本作。男の人間ドラマにも注目しよう!
カリコレ2016公式サイトで最新情報をチェック!
2016/06/27
by toikun.