2016-06-26

腐女子だったけどBLが読めなくなった

から漫画が大好きで、中学生だった当時、銀魂リボーンDグレを読んでネット画像探したり今後のストーリー展開考察なんかをしてるときBL出会ったのがきっかけでハマった

最初二次創作系が好きだったけど、だんだんロマとか最初からBLとして書かれてるものを好むようになっていった


よく言う喪女っていうほどでもなく、それなりに男女ともに友達も居たし、彼氏普通に出来た

こんな感じで、高校までは趣味生活も安定してたように思う


大学に入って出来た友達は、漫画きな子から、全く漫画を読まずドラマばっかり見てるような、少し古い言葉を使うとスイーツ(笑)女子、ただのリア充から色々だった

身近にBLの話が出来る子が少なくなって、少しずつBLから二次元から距離を置きつつあったかもしれない


そんな感じの時、中学から仲良かった男友達が数少ない漫画の話を気軽にできる人になって、今までろくに連絡も取ってなかったのに大学入ってからよく連絡を取るようになって、3か月に1回くらいのペースでその友達の部屋に遊びに行って漫画を読んでた

少なくとも私はそいつを異性として見ていなかったし、見られていないと思っていた

から、いつものように遊びに行ってそろそろ帰ろうかなと思っていた時にキスされてそのまま押し倒されたときビックリしたしショックだったし頭が真っ白になった

辛うじて女じゃ抵抗できないほど男の人の力は強いんだなぁとぼやっと考えるくらいの頭は残ってた



余談だけど、高校とき付き合った彼氏とは1年付き合ってたにも関わらず随分とプラトニックな付き合いをしていて、キスもしたことがなかった

何故かと言われたら、私はそういうことは大人がするもの子供には早いと思っていたし、セックスなんて子供つくりたいときだけすればいいという考えで、彼氏は単純に度胸がないヘタレだったか


そんな感じであっさりと初めてを奪われ、ずっと友達だと思ってた人から裏切られたような気持と、穢されたような思いと、初めて感じた「男」に対する恐怖でいっぱいになった

今まで考えてた未来彼氏とのキスとか、それ以上の事とか、一瞬で全部どうでも良くなった


それがあってからBL読んでるときにそういう描写があると頭の中にチラついて読むのを躊躇うようになっていった(腐女子ならわかるかもしれないけど、純ロマみたいな攻めの溺愛に対して嫌がる受けを無理矢理みたいなやつをよく読んでたから余計きつかったのかも)


何だかどうでも良くなって何となく忘れたくて、なかったことにしたくて、ちょうどよく私の事を好きだと言ってくれた3つ上の社会人と付き合ってみたけど、やっぱりどうしてもセックスの時は怖くてそれが伝わったのかだんだんレスになって、理由は他にもあるけど半年ちょっとで別れた

別れてから社会人と付き合って以来BLを1度も読んでなかったことに気付いた



私はBLを通して男の人に対する理想を見ていたんじゃないかと今になって思う

「こうであってほしい」「こう思っていてほしい」「こうしてほしい」って言う身勝手な思いと未熟さが創り上げた理想像

実際に体験してみたら、な~んだ、こんなことだったのか、ってなるようなことをバカみたいにハードル上げて夢に夢を重ねてた


それ以来BLを読んでもトキメキもドキドキもなくなって、バカらしくなって読めなくなった

今まで保存してたやつもpixivブックマークも全部消したら少しスッキリした



最後結論としては、もし腐女子を辞めたかったらセックスすることをお勧めする

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