私は腐女子だ。
腐女子の友人はもちろん、学生時代やバイトで知り合った非オタクの友人もいる。
そして、非オタクの友人の紹介で非オタクの男性と付き合うことになった。
はじめはなかなか腐女子であることやオタク趣味があることを言い出せず、
ただ、創作活動の兼ね合いでイベントが開催される土日は会えない日もあり、
「ちょっと家庭の用事で…」と切り抜けたりと不誠実な対応をしてしまっていた。
時間をもらって、説明したところ、「人の趣味嗜好に口出しはしないよ、変な無理せず好きにやんな」と
あっさり理解を示してくれた。正直、そこそこ稀なパターンだろうなと今でも思う。
それからは少しずつ自分の深い部分の話もできるようになり、打ち明ける前よりも
距離が近づいた気がした。
なんやかんやあり、交際4年目に入った今年結婚することになった。
話は変わるが、前述の通り、私には腐女子の友人と非オタクの友人がいる。
どちらかというと所謂「親友」に近い友人は多いのは、腐女子の友人たち。
そして、今日の今日まで、彼氏がいることを伝えられていなかった。
というか、伝えられなかった。
というのも
日常的に「彼氏なんかいらねー」「男は男とくっついてるほうがしっくりきちゃうし」、
「あんまり自分女々しいタイプじゃないから、男に媚びる自分とかキモイ」などなど
なんとなく男性と交際する自分に違和感のようなものを感じている友人や、
そもそも異性と会話することが難しいほどの人見知りの友人などが多く、
まさに自分も今の彼氏と付き合う前は、こんな感じだったのだが、
20代もそろそろ後半に差し掛かるのに、このままでいいのか?と焦りがあった。
少ししかない恋愛経験はもはや何年前だよって感じだし、会社は妻帯者ばかりで
出会いも皆無だった中、非オタの友人からの「紹介しようか?」という申し出。
もうこれ逃したらあとがないぞ、と思った。
そして、今日腐女子の友人たちに「結婚することになったんだ」と伝えた。
反応は様々。
「…ふ~ん、おめでと~」と反応に困っている子
「え?彼氏いたの!?なんで言わないの??」とちょっと怒っている子
上記の反応をみて、どんな反応が適切か測りかねて、笑みを浮かべてる子
なんだか、やっぱりって気持ちとなんだかな~って気持ちとで複雑だった。
学生の時から今までで10年以上の付き合いがあって、すごくたくさんの時間を
共有してきた。
完全に独りよがりだが「おめでとう!」と一番言ってほしいグループだった。
だったら、交際した時からちゃんと言えよって話だよな~とは自分でも思っているが。
そのあと、ちらほらと「旦那さんどんな人?」と聞かれたりはしたが、
結婚の話題は15分もすれば、消えて、今腐女子界隈でブームのおそ松さんの話で持ち切りだった。
突然、すごく虚しくなり、二次会のカラオケには行けず、一次会の飲み会でみんなとは別れた。
家に帰って、ぼんやりと今までの事やなんかを振り返っていたら、さきまで会ってた腐女子友人のひとりの
「今会えるかな?」
特に用事もないし、何かありそうだしMちゃんと近くのファミレスで待ち合わせた。
まず、彼女から「さっきはきちんと言えなかったけど、本当におめでとう」と言われた。
そして、言いにくいし、言わなくてもいいことかもしれないけど…と前置きされて、
他の友人たちが私に対して思っているいくつかの事実を伝えられた。
面倒なので箇条書きすると
・彼氏とか結婚とか女として自分のほうが格上だとでも思ってるのかなどと言われてる事
・既婚で創作活動続けるとか主婦としてあり得ないと思われてる事
などなど…
Mちゃんは「腐女子とか関係なく、人間として幼稚だなって思って、カラオケ途中で切り上げてきちゃった」、
「私はもうあの子たちとは付き合わない。」と言っていた。
私ももう色々限界だった。
正直、彼女たちは今までも外見は仲良し穏やかなオタクグループを取り繕ってきたけど、
中を覗くと、実はあの子はあの子が嫌いみたいなのが学生のころからあほ程あった。
直接的に怒ったり、意見をいうタイプの子は少ないため、大体陰口として放出される。
私はいままでそれに翻弄されることが多く、辟易することも多かった。
それでも、大人になった今でもこうやって会っているんだから、自分たちは腐れ縁のような仲なんだろうなと
感じていた。
何となくリア充グループの真似事のように、旅行に行ってみたり、飲みに行ってみたりして、
別にそこにはなんにもなかった。
腐女子みんながみんなこうじゃないってわかっているけど、