沖縄・米軍属の男 酒気帯び運転容疑で逮捕 飲酒制限中

沖縄・米軍属の男 酒気帯び運転容疑で逮捕 飲酒制限中
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沖縄に駐留するアメリカ軍がすべての軍人と軍属に飲酒などを制限する命令を出すなか、沖縄市で、アメリカ軍の施設で働く軍属の男が酒気帯び運転の疑いで逮捕されました。警察の調べに対し、「酒を飲んだのは前の日だ」などと容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、沖縄市胡屋のアメリカ空軍の軍属、シェイクイーン・フランシス容疑者(24)です。警察によりますと、フランシス容疑者は、26日午前4時半ごろ、沖縄市桃原の県道で酒を飲んだ状態で車を運転したとして、酒気帯び運転の疑いが持たれています。
フランシス容疑者が運転する乗用車が交差点で別の軽自動車と衝突し、警察官が調べたところ、基準値のおよそ4倍のアルコールが検出されたということです。
フランシス容疑者は警察の調べに対し、「酒を飲んだのは前の日だ」などと容疑を否認しているということで、警察は、酒を飲んだ時間帯や量などを詳しく調べることにしています。
沖縄に駐留するアメリカ軍は、軍属の男が女性を殺害するなどした疑いで逮捕された事件を受けて、「喪に服すため」として、すべての軍人と軍属を対象に出していた飲酒などを制限する命令の期間を、24日、今月28日までに延長したばかりでした。
なお、この事件で警察は逮捕した容疑者を、当初、「女」と発表しましたが「男」だと訂正したうえで、名前も訂正しました。