札幌の地下鉄から「昭和生まれ」消える…東豊線7000形が引退
鉄道 行政
7000形は1988年12月、栄町~豊水すすきの間8.1kmが先行開業した際に登場。最盛期には4両編成20本が在籍していたが、2015年に後継の9000形が登場したのを機に順次廃車が始まり、1988年製の715号編成が最後まで残っていた。台車枠など部品の一部は9000形に流用されたが、これで札幌市交通局の地下鉄車両から「昭和生まれ」がいなくなった。
ラストラン当日は、福住方から7000形の回送列車が栄町駅2番線ホームに到着した10時20分頃に引退セレモニーが始まり、乗務員への花束贈呈、鉄道友の会北海道支部長の挨拶が行われ、10時31分、福住行きの7000形ラストラン列車が発車した。
1988年12月の部分開業時に終点だった豊水すすきの駅では、福住発栄町行きラストラン列車到着の際、「まもなく到着いたします栄町行き電車は昭和63年の地下鉄東豊線開業時以来運転を行ってきた列車でございます。本日の運転をもって引退となります」のアナウンスが流れた。また、栄町到着時には「7000系車両は本日の運行をもちまして廃車となりますが、使える部品は再利用して新しい車両の一部として東豊線を走り続けます」という車内アナウンスもあり、ラストランに花を添えた。
そして栄町到着後の11時28分、駆けつけたマニアたちからの「27年間、ありがとう」の声の中、最後の7000形が東西線西28丁目駅最寄りの西車両基地へ引き上げていった。
7000形の引退により東豊線の車両は9000形に統一されることから、同線では可動式ホーム柵(ホームドア)や自動列車運転装置(ATO)の導入が始まり、7月18日にはダイヤ改正が実施される。この改正では、各駅で停車時間が5秒延びる一方で、ラッシュ時間帯の運行間隔が短縮される。ホームドアの設置は8月の栄町駅を皮切りに順次行われ、2017年3月の元町駅、新道東駅をもって完了する予定だ。
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