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 英国の欧州連合(EU)からの離脱を決めた国民投票について、25日の英新聞各紙の論調は、離脱への歓迎と離脱がもたらすリスクへの不安で二分された。

 デイリー・テレグラフは1面に「新しい英国の誕生」との見出しで、離脱を歓迎する記事を掲載。「英国は今まで常にグローバルなプレーヤーだったし、EUの足かせから自由だった。これからもそうあることで繁栄する」とした。社説では「2016年6月23日は、英国民が自分たちの手で自国を治めることを選んだ記念すべき日として永遠に記憶されるだろう」と述べた。

 EUへの懐疑的なスタンスで知られる大衆紙デイリー・メールも、「英国、よくやった!」の見出しで伝えた。記事では「現実を知らない政治家や思い上がったEU官僚らエリートに、日ごろもの静かな英国民が立ち上がった日だ」と離脱の選択をたたえた。

 一方、親EUで残留支持だった大衆紙デイリー・ミラーは「これから一体何が起きるのか?」との見出しで、24日にキャメロン首相の演説を見つめるサマンサ夫人の心配そうな表情の写真を大きく掲載した。