高浜原発、核燃料を取り出しへ 関電、係争中の異議審結果に注目
(福井新聞) 06月17日 16:45
関西電力は17日、関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)に装荷されている核燃料を原子炉から取り出すと発表した。大津地裁(山本善彦裁判長)が同日、運転差し止めを命じた3月の仮処分決定の執行停止について、同地裁が請求を却下した。関電が執行停止と共に申し立て、係争中の異議審で3月の決定が取り消されない限り、再稼働はできないことから、運転停止がさらに長期化すると判断した。4号機は8月上旬、3号機は同月下旬から作業を開始する。
高浜4号機は2月の再稼働時に4体のMOX燃料を装荷している。新規制基準に合格した全国の原発のうち、MOX燃料を使用して再稼働したのは高浜4号機と3号機のみ。3号機は第1弾の8体と第2弾の16体が原子炉に装荷されており、さらに未使用の4体が保管されている。