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英霊召喚
主人公は琉稀 美麗
と読みます。
初めての投稿です。頭の中にあるものがうまく書き表せて居ないので
ご了承ください。
ーーそこには時間が存在したーー
ーーそこには生命が存在したーー
ーーそこに感情が混ざりあったーー
ーー血がたくさん流れたーー
ーーーこれはたしかにそこにあったはずの
嘘であってまた真実であるはずの話ーーー
現在時頃:午前4時
そこには1組の男女と1人の黒い鎧を着た男の姿があった
1組の男女のうち男の方は黒い鎧と戦い
女の方は何かを唱えて居たように見えた
2人の男は目で追うのがやっとな程の速さで動いている
厳密にはその速さで戦って居るのだろうが
得物の軌道すらまともに
見えない。
奴らは人のような見た目をしているが
現世の人間をはるかに超越した動きを取っている。
そう、奴らは英霊と呼ばれる簡単に言えば
使い魔を遥かに超えた能力を持って現世に現れたターミネーター
だと言ったらわかるだろうか、
まぁターミネーターは未来からでサーヴァントは大体の場合
過去からなのだが
そのような英霊をマスター(魔術師)が現世に召喚し
各マスターが7体のサーヴァント同士を戦わせ誰かが聖杯を勝ち取る
まで戦う"聖杯戦争"を行う。
参加した魔術師は不運にも何かしら悲惨な終わりを
迎えているのがほとんどだ。
そんな戦いが目の前で起こっている。
「美麗様どうなさいました?」
ーーー!?
そうだ敵のマスターとサーヴァントの確認をしにきたんだった、、
ーーー4時間前ーーー
「ほら、準備をなさって下さい美麗様」
そう言って使い魔兼メイドである"アリー"が僕を起こして来る
そう、午前2時頃にサーヴァントを呼び出す予定が入っている
家は家族ぐるみで聖杯戦争を行うつもりだ
といっても、うちの家系は代々供物魔法を得意としているが
まともに扱えるのが僕と爺やそして父親なのだが
爺やはまともに戦えず親父は聖杯戦争自体余り乗り気では
無いため実質戦うのはサーヴァントと僕だ
叔母と母は使い魔の使役を得意としているため
僕に女性型の使い魔を去年の夏頃に誕生日として
遅れてプレゼントされた。
僕の女性とのコミュニケーション能力を
上達させるためらしい、実にやめて欲しい。
とにかくまだ12時なのだからもう少し寝かせて欲しいものだ..
「まだ時間があるんですよね?もう少し寝かせて下さい」
そう敬語で頼んでみる。
去年の夏から登校日の日課となってしまっている。最悪だ
「そんな敬語で言われても困ります。お母様をお呼びしますよ!」
そう言ってアリーは廊下の方へ出ようとする。
こうなったら起きるしかない。
いつの時代も母に起こされるっていうのは嫌なものだ
「わかったよ、起きるから...」
何故まだ2時間もあるのに起きなければならないのか
謎がまた謎を呼ぶ...
なんちって、
英霊召喚は最高のコンディションでしかも最高の気分で
行わなければいいサーヴァントは引けないジンクスがあるようなので
僕は大好きなチョコレートを食べる
また食べる
もっと食べる
まだまだ食べる
あ、1箱分も食べてしまった
これは怒られてしまう後で
サーヴァントに食べられた事にしてしまおう
女性のサーヴァントの方が気が楽そうでいいなと
僕は思っている
アリーは胸が大きいので胸が小さめなサーヴァントを
召喚したいものだ。
ーー午前12時30分ーー
この何もしないで何か行動をとるまでを待っている時間と
いうのは少しだけソワソワする。不思議なものだ
ーー午前1時00分ーー
先程言った通り僕の家系は供物魔法を使うので
いちいち発動に供物をくべなければならないのが
弱点だと思っている、
その弱点を克服するために僕が作った魔術道具が
公認で使えると思うとやはり来るものがある。
ソワソワしながらソレを両腕に付け
家宝の剣を腰にさす(壊れているため供物魔法で武器として使う)
ーー午前1時40分ーー
そろそろ時間なのでアリーを居間に残し家族が用意してくれた
召喚の為の特設の部屋へと移動する
ちなみに先代が書斎として使っていた部屋なのだが
魔法陣と供物まみれで面影もない、最悪だ
ーー午前2時00分ーー
よし、準備はできた。
僕は供物を定位置に配置し
呪文を詠唱する。
ちなみに聖遺物などある訳ないのでぶっつけ本番で
ソシャゲのガチャを回している気分だ
「素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。 祖には我が大師シュバインオーグ。
降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ」
みたせ みたせ みたせ みたせ みたせ
「閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。
繰り返すつどに五度。
ただ、満たされる刻を破却する」
セット
「―――――Anfang」
「――――――告げる」
「――――告げる。
汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。
聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ」
「誓いを此処に。
我は常世総ての善と成る者、
我は常世総ての悪を敷く者。
汝三大の言霊を纏う七天、
抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」
ーー前の魔法陣が光るーー
ーー?いや視界がおかしいのか前が光っているーー
ーー視界が晴れるーー
みえた視界に映ったのは白い軍服を着た1人の英霊だった。
ーーー成功だ!!ーーー
さぁ始めよう俺達の戦いを
願望器をかけて
前書きでも書かせて頂きましたが初投稿となります
読みやすくしたかったのですが
上手く行かないものですね。
私的には琉稀 美麗は女顔の設定で
使い魔として出てきたアリーはかなりの
巨乳のイメージで書いてあります
家族やほかのマスターやサーヴァントの模写も書いていきたいです。
オリジナルのサーヴァントも入って来る可能性が高いです。
ご了承ください。
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