「正座が楽になった」「つえなしで歩ける」−。弘前市内の介護施設が、利用者の動作機能を維持するため、専用マシンで筋力アップを図る「パワーリハビリ」を取り入れたところ、約8割に介護度を改善したり重症化を防ぐ効果があり、利用者や職員が手応えを感じている。市も昨年度から、専用マシンを購入する施設に費用を補助するなど、パワーリハビリの活用を後押ししている。【写真説明】専用マシンでパワーリハビリに取り組む利用者