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 欧州連合(EU)首脳会議のトゥスク常任議長は24日、英国の離脱手続きの協議を開始することを明らかにした。28、29の両日にEU首脳会議が開かれる予定になり、加盟国間で英国の離脱をめぐる議論が本格的に始まる。

 トゥスク氏は24日付で加盟国に出した案内状で「(英国との)離婚手続きを協議する」と明記した。

 28、29日のEU首脳会議で、EU側はキャメロン英首相に英国の状況について説明を求め、その後、英国抜きの27カ国の加盟国で議論をスタートさせる。トゥスク氏は記者会見で、数日前から関係各国と「好ましくないシナリオの準備をしていた」と明かした。EUは従来、離脱を前提とした計画はないとしてきた。

 英国の国民投票では移民流入の制限などが争点となり、EU各国は「EU懐疑派」が伸長することを懸念する。首脳会議では、加盟国にドミノ的に離脱の動きが波及するのを防ぐためにも、経済統合や人の移動の自由といったEUの価値を各国の国民に再確認する作業にかかりそうだ。

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