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沖縄関係資料が沖縄県公文書館に寄贈

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の返還に米側と合意した故橋本龍太郎元首相の下で沖縄問題を担当した故梶山静六元官房長官が1998年、当時政府の「密使」とされた下河辺淳・元国土事務次官(92)に宛てた書簡など、沖縄関係資料が22日、県公文書館に寄贈された。

     資料はほかに、普天間返還決定5カ月後の96年9月に閣議決定された沖縄問題についての首相談話の基になった「下河辺メモ」と呼ばれる文書など、「下河辺淳アーカイブス」(東京都港区)が管理してきたメモ類や刊行物約1000点。下河辺氏は72年の本土復帰前から沖縄問題に関わり、橋本内閣では当時の革新県政との調整役を担った。

     贈呈式では「沖縄にはずっとかかわってきたから(調整役は)沖縄の立場に立ったつもりで引き受けた。資料は沖縄のために役立ててほしい」との下河辺氏のメッセージが代読された。資料は来年5月、一般公開される。【鈴木美穂】

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