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【大リーグ】

田沢もやっちまった 前日の上原に続いてKO

2016年6月25日 紙面から

◇レッドソックス8−7ホワイトソックス

 大リーグは23日、各地で行われ、レッドソックスの田沢純一投手(30)はホワイトソックス戦で5−4の7回1死一、二塁から3番手で登板。いきなりホセ・アブレイユ一塁手(29)に逆転11号3ランを浴びるなど2/3イニングを1安打1失点で、前日の同僚・上原に続きKOされた。試合はレ軍が延長10回の末に8−7で逆転サヨナラ勝ちし、田沢は今季2敗目を免れた。マーリンズのイチロー外野手(42)はカブス戦で、マリナーズの青木宣親外野手(34)はタイガース戦で、ともに出番がなかった。

 先輩の上原に続き、勝負所で痛打された。田沢は1点リードの7回、走者2人を背負って登板。2014年の新人王アブレイユに投じた外角低めの75マイル(121キロ)スプリットはほとんど変化せず、打球は左翼フェンスを軽々オーバー。田沢は信じられないという表情で首をかしげた。

 時事電などによれば、田沢は前回の対戦で同じスプリットを内角に投げ、二塁打されたことが頭にあったという。「今回は外角に投げた。ワンバウンドにするか、他のボールでもよかったかもしれない」と、力のない声で語った。

 今季は防御率3・18だが、ここ10試合に限れば計8イニング2/3を7失点で、防御率7・27。前日のファレル監督は、勝ち試合の8回を任せるセットアッパー役を上原から変更する可能性を示唆。田沢も代役候補に挙げられていたが、この調子では立ち消えになりそうだ。

 チームは逆転サヨナラ勝ちで4連戦4連敗を阻止。背番号36は「僕がしっかり抑えれば使わなくて済む選手を、使うことになってしまった。そこは反省したい」と、最後まで笑顔はなかった。

 

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