2016年6月24日22時33分
JR西日本が大阪環状線に導入する新車両「323系」が完成し、24日に報道陣に公開された。JR西の通勤型電車として初めて防犯カメラや空気清浄機を設置。今月末から試行的に走らせ、年内にも本格運用を始める。
323系は、国鉄が開発した現役の「103系」「201系」で採用されている4枚扉ではなく、JR発足以降に導入した車両と同じ3枚扉とした。乗降場所が統一されて乗客が混乱しにくくなり、ホームにもドアを設置しやすくなる。
各車両には16個のディスプレーを設置し、日英中韓の4カ国語で案内表示する。無料の公衆無線LANサービスも提供する。車両はステンレス製で、シルバーを基調に103系、201系の面影を残すオレンジ色のラインが入る。女性専用車両はピンク色とし、中の照明を電球色にして他の車両と判別しやすくした。
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