肝心の本編が現段階で存在しない、AV男優の力で変身する異色の特撮ヒーローを描いた「マグマイザー」の予告編が公開になった。

　この予告編は、脱力系特撮ヒーロードラマ「神話戦士ギガゼウス」（関西テレビ系）の古屋雄作が手掛けた。主人公の真熊烈（河野朝哉）が“神雄（カミオス）”の力を借りて超戦士マグマイザーに変身し、日本の少子化および人類滅亡を目論む黒の一族との戦いを繰り広げる。

　“神雄”とは、一般男性とは桁違いの“マグマ粒子（精力や雄度）”を持つ選ばれし男性。実在するAV男優8名が、膨大なマグマ粒子を持っている“神雄”として予告編に登場する。

　マグマイザーは絶大な戦闘力を誇るが、“神雄”が半径2.5メートルより離れると変身がとけてしまうという弱点があり、公開された映像でも“神雄”が常に隣にいる状態で戦っているシーンが確認できる。

　ネット上では「これは新しい」「本編やらないかなぁ」「無駄にかっこよかったしこれは時代来るで」など盛り上がりを見せている。設定や戦闘シーンなどが本格的に仕上がった予告編となっており、今後の動きに期待が膨らむ。（編集部・小泉裕嗣）