勤務先の小学校で女児が更衣室として利用していた教室に侵入、盗撮用カメラを設置したとして、愛知県警北署は24日、建造物侵入の疑いで、名古屋市立清水小学校の教諭浅野陽祐容疑者(33)=同県清須市=を逮捕した。
逮捕容疑は23日午後7時半ごろ、女児の着替えを盗撮する目的で教室に侵入し、カメラを設置した疑い。
北署によると「3年ほど前からやっていた」と容疑を認めている。電気のスイッチや電話のジャックの形をした防犯用カメラを盗撮に利用していたとみられ、5カ所に取り付けていた。
名古屋市教育委員会によると、24日昼ごろ、水泳の授業後に着替えていた小6の女児がカメラを発見し、別の教員に報告。教員が確認した映像には着替えのほか、浅野容疑者の姿も写っており、自分がやったと認め北署に出頭していた。
市教委は「大変許し難い行為で、厳正に対処したい」とのコメントを出した