ジカ熱懸念で五輪辞退 男子ゴルフ グレースも

男子ゴルフで世界ランキング11位の南アフリカのブランデン・グレース選手が、ブラジルなどで感染が拡大しているジカ熱への懸念を理由に、リオデジャネイロオリンピックの出場を辞退すると明らかにしました。
ゴルフはリオデジャネイロオリンピックで112年ぶりに復活し、代表は来月の世界ランキング上位から選ばれます。
グレース選手は南アフリカ出身の28歳、今月行われた全米オープンで5位に入るなど活躍し、現在の世界ランキングは11位です。AP通信によりますとグレース選手はことし11月に結婚する予定で、競技よりも家族の健康を優先する意向を示し、オリンピック出場の辞退を明らかにしたということです。
男子ゴルフではオリンピック不参加の表明が相次いでいて、22日には世界ランキング4位で、メジャー通算4勝のイギリスのローリー・マキロイ選手も、ジカ熱への懸念を理由に出場しない意向を明らかにしています。