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 インドネシア外務省は24日、フィリピン南部の海上で石炭運搬船を引くタグボートに乗っていたインドネシア人の船員7人が20日、武装勢力に誘拐されたと明らかにした。身代金の要求の有無などは不明。フィリピン南部を拠点とするイスラム武装組織「アブサヤフ」の犯行の可能性もある。

 現場海域では今年、アブサヤフによるインドネシア人船員の誘拐事件が2回起きた。インドネシア政府は24日、海の安全をフィリピン政府が保証するまで同国への石炭輸出を差し止めることも決めた。フィリピンは石炭需要の70%をインドネシアに頼っている。(ジャカルタ=古谷祐伸)