英国のEU離脱が現実になるからには、トランプ大統領もありえないわけではないというね。20世紀を経ても、民心は賢く洗練されたわけではなかったわけだ。反動の世紀キタ!って感じ。
この人に限ったわけではないけれど、「賢い民衆」とはなんなんだろうね。
経済的に踏みにじられて深く絶望し、まるで自分たちがいないものとして扱われ、そんななかでせめて「移民ブロック」や「自分たちの国の主権」という幻想にすがりつくしかないような人々がどうしたら「賢い」振る舞いができるだろうか?
「愚かな」選択をしたらそりゃあ経済がどん底になるかもしれないが、彼等は既にどん底にいるんだ。
「賢い」選択をして富裕層をますます富ませてやる義理がどこにあるんだろう? そいつらが豊かになったとしても自分たちはどんどん苦しくなっていくだけなのに?
EU離脱を支持した70%(投票率)中の52パーセントの人々は、なにも全員がレイシストなわけでもない。
自分たちの選択が薔薇色の未来のもたらしてくれていると心底信じているわけでもない。
イギリスのEU離脱は高度に成熟した新自由主義経済がひきおこした絶望の発作だ。
今イギリスやアメリカで最良とされている資本主義の思想は、自国を破滅に追いやるほど民主主義との食合せが最悪だ。
どうして彼等は「賢く」「洗練」されていないんだ?
それは「賢く」「洗練」された教育を受けるだけのカネがなかったからだ。
グローバルエリート気取りがこうした人々を視野狭窄で教養もなければ判断力もないレイシストの貧乏白人と蔑みつづけるかぎり、この種の絶望はこれからも世界を分断しつづける。
日本のネトウヨ共は単にアホなだけだから叩いてもいいな。
それはEUから離脱しても誰も得しないlose-loseのゲームにbetするからだと思うよ。 うれしいのは中国ぐらいなんじゃないの? いま思うとイギリスの離脱を食い止めるためにEUは国境を閉じ...
http://anond.hatelabo.jp/20160624171747 まあ政治的にはまだ半々で、結論はこれからの話ってことは押さえておくとして 民衆は全然バカじゃないのよ。 むしろエリートの信奉するケイザイガクっ...