【サンパウロ聯合ニュース】韓国料理を代表するキムチが、8月にブラジルで開催されるリオデジャネイロ五輪で「東洋のサラダKIMCHI」として選手に提供される予定だ。中南米で活動する韓国の農業・食品輸入、流通会社でつくる中南米韓国農食品バイヤー連合会が23日(現地時間)、明らかにした。
連合会は2月にブラジルオリンピック委員会から韓国を代表するメニューの供給を要請され、韓国の大手食品メーカーから7.2トンのキムチを輸入することにした。韓国選手だけでなく世界中の選手の食卓に上ることになる。
一方、この連合会は中南米に韓国料理を広めるという目標を掲げ、昨年10月にブラジル・サンパウロで発足した。6億人の人口を抱える中南米は農業食品分野でも大きな潜在力を持つ。K―POPをはじめとする韓流ブームが続いており、健康食品への関心も高まっている。連合会は韓国政府、韓国農水産食品流通公社と協力しながら、キムチなど韓国の食品の輸出拡大に努める。