中国の竜巻被害 98人死亡 800人けが

中国の竜巻被害 98人死亡 800人けが
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23日、中国東部の江蘇省で発生した竜巻でこれまでに98人が死亡し、けが人は800人に上っていて、一夜明けた現場では消防隊員らが倒壊した住宅などの捜索を行い、取り残された人がいないか確認を急いでいます。
竜巻は、23日午後、中国東部の江蘇省塩城で発生したもので、国営の新華社通信によりますと、多くの住宅が倒壊するなどしてこれまでに98人が死亡、800人がけがをしました。
一夜明けた現場では、朝から消防隊員らが農村部の被害が大きい地域で倒壊した住宅のがれきを手作業で掘り起こすなど、捜索を続けています。
23日から降り続いた雨が午前中はやんだこともあり、避難先から自宅に戻る人の姿も見られましたが、屋根が吹き飛ばされるなど大きく壊れた住宅や横倒しになった電柱を見て、多くの人が被害の大きさに衝撃を受けていました。
竜巻で家が倒壊したという女性は、「20年以上住んだ家がなくなってしまいました。家族を亡くした人もいるなかで、母親が無事だったことがせめてもの救いです」と話していました。
今回の竜巻では、住宅のほか、学校や工場などの建物も壊れたと伝えられていて、警察、消防合わせておよそ2000人の態勢で捜索を続け、取り残された人がいないか確認を急いでいます。

ウェブサイトに工場被害の動画

中国の地元メディアのウェブサイトには、竜巻が起きた江蘇省塩城にある工場が被害を受けた動画が掲載されています。
被害に遭ったのは、4万平方メートル近くある太陽光パネルの工場で、映像では、屋根や壁の部分が飛ばされ、残がいが散乱している様子が映されています。
また、工場の周りには吹き飛ばされたとみられる車が重なり合う様子も確認でき、竜巻の威力の大きさをうかがわせています。