仮面ライダースナック

仮面ライダースナックとは?

1971年12月、かっぱえびせんの姉妹品として発売。

仮面ライダースナックという30円のスナック菓子といっ

しょに当時TV放送していた仮面ライダーのTVのワンシ

ーンと解説が載ったカードが付いているというものでした。



1973年2月の放送終了後まで販売された。星形の甘い

焼き菓子は当時「かっぱえびせん」に砂糖を入れて作った

ものと思われた。後に発売されたサッポロポテトの前身と

いえる。おまけについた仮面ライダーカードがブームとな

り空前のヒット商品となった。定価30円。

カードには番号がふってあって、1番から、4〜500番

まであった。

 通し番号がつけられ、収集意欲をよりかき立てさ

せる。仮に(4)と(9)というカードを持っていたとすると、

じゃ(1)〜(3)は?(5)から(8)は何?(10)以降も出てるのか?と

気になるのは当然である。それを揃えんがために、真剣になる。

(7)がどーしても出ない!とかね。そんな時は友達と交換。

2つめはラッキーカードという“当たり”が存在する点。

後期のウルトラ写真(orまがい物)でも当たりのハンコが押

してあったものが存在したような気がするが、確か“あたり

が出たらもう1枚”程度のものだったと思う。しかしライダー

カードは、それを送るとカードホルダーとしての特製アルバム

がもらえるという特典だ

その中にはラッキーカードというカードがあって、送るとカード

アルバムが貰えるのですが、アルバムと交換にそのカードは無く

なってしまうわけで、これは非常に迷うところ。

当時、菓子とカードは別々で、菓子を買うとお店のおばちゃんが棚の上

あたりからカードを取って渡してくれるというシステム。もちろんカード

は緑色の袋に入っていて

中味が見えないようになっているので、開けてみてがっくりなん

てことも。ダブったカードは友人同士で交換です。



仮面ライダースナック大量廃棄事件

新聞の投書欄に寄せられた「菓子は食べずに捨てる子供が続出」等の

投書から社会問題となり、49年始めにライダースナックが生産中止となる。

V3スナック

1973年2月、仮面ライダーV3放映開始に合わせて発売された「V3ス

ナック」は分量を減らし15円で売られた。その後仮面ライダーV3となっ

て、お菓子の方もそれに追従する形となったのですが、その頃にはブームも

下火に。


V3スナックは売れ行きが伸びず、まだ放送が続いていた1973

年7月に発売中止を迎えた。

復活!仮面ライダーチップス?

1972年、社会現象ともなったあのカルビー仮面ライダースナックが、パッケ

ージもそのままに復活!!


1972年、発売されていた仮面ライダースナックを復刻。1999年10

月、中身のお菓子をカルビーポテトチップスうすしお味に替えて発売。

したがってよ

く見ると、パッケージの名称も仮面ライダースナックではなく、仮面ラ

イダーチップスとなっている。これは大正解ですね。味は、ごく普通の

ポテトチップ

スの味。これなら大人でも子供でも問題なく食べられる。メーカー希望

小売価格60円。おまけの仮面ライダーカード(復刻)が1枚、袋の裏

側に接着されていた。

 ラッキーカードが出ると「ライダーアルバム」か「スペシャルブック」

がもらえるというのも昔のまま。そのアルバム等のデザインも、当時の

物を復刻し

たものらしい。

発売後間もなく「仮面ライダーリミテッドBOX」(講談社、2000/4/15

発売)に仮面ライダー・カード546+3枚セットが含まれることが発

表されたため売れ行きが鈍り、カードそのものよりも、第1、第2、第

3弾と毎回替わるラッキーカードの景品にコレクターの関心は移った。

第3弾で販売終了。

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