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 24日の東京株式市場で、日経平均株価が乱高下している。朝方は一時買われたが、英国の欧州連合(EU)離脱を問う国民投票の開票の途中経過で、離脱派が優勢と伝わり、午前10時過ぎには一時前日の終値より480円値下がりした。しかし、その後、EU残留派が優位になると、急速に下げ幅を縮め、値上げに転じる場面もあった。午前の取引終了間際には再び下げ幅が拡大し、一時500円超下落した。

 開票結果の判明は昼過ぎとみられ、それまでは「株価は開票作業の行方をにらみながら、一喜一憂する展開が続く」(大手証券)との見方が多い。

 午前の終値は、前日より495円95銭(3・05%)安い1万5742円40銭。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は同41・18ポイント(3・17%)低い1257・53。

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