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サミット宿泊客下回り補助へ
06月23日 10時12分
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伊勢志摩サミット関係者の宿泊が想定を10万人以上下回り、売り上げに影響がでている宿泊施設があることから、伊勢志摩サミット三重県民会議は宿泊に協力した旅館やホテルを対象に施設の改修費などを補助することを決めました。
伊勢志摩サミットでは警備や報道といったサミット関係者だけでも延べ50万人あまりが宿泊すると想定されていましたが、熊本地震やアメリカのオバマ大統領の広島訪問でキャンセルが出たため、関係者の宿泊者数は延べ37万人にとどまり、宿泊に協力した旅館やホテルの中に売り上げに影響がでている施設があります。
このため、官民で作る伊勢志摩サミット三重県民会議は金銭の補償はできないものの、今後の宿泊客増加につなげてもらおうと、施設の改修などに補助を出すことを決めました。
具体的には関係者の宿泊に協力した三重県内の約300の施設を対象にトイレの改修や従業員の研修費用など100万円を上限に全額支援します。
しかし、予算の総額は3000万円と限られていることから、宿泊施設からはさらなる支援を求める声も上がりそうです。
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