名古屋市昭和区の公園にある枯れ葉をためておくスペースに、拳銃と実弾を隠して保管したとして、近くに住む８２歳の男が銃刀法違反の疑いで逮捕され、警察は入手経路や暴力団と関わりがないか調べています。男は容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、名古屋市昭和区の無職今井鐵太郎容疑者（８２）です。
警察の調べによりますと、今井容疑者はことし３月、自宅に隣接する名古屋市昭和区の八事富士見公園の中にある枯れ葉をためておくスペースに拳銃１丁と実弾４８発を隠して保管していたとして、銃刀法違反の疑いが持たれています。
大阪府警察本部に隠し場所や持ち主に関する情報が書かれた手紙が届き、今井容疑者が関わっている疑いのあることが分かったということです。拳銃と弾は枯れ葉で覆われていたということです。
八事富士見公園は遊具やジョギングコースなどがあり、子どももよく利用するということです。
警察は入手経路を調べるとともに暴力団が関わっていないかなど詳しく捜査しています。
警察によりますと、調べに対し、今井容疑者は「身に覚えがない」と容疑を否認しているということです。