(cache) なぜかはもうみんなわかってるはずだ！

2016-06-23 なぜかはもうみんなわかってるはずだ！

キ、Kindleストアでどえらいことが起こっちょる！　これを皆に伝えんことには……男の証しが立たん！

ああ、わが敬愛する梶原一騎先生もまるでダダっ子みたいに向こう見ずでありすぎた！　不朽の名作（言い過ぎ）『プロレススーパースター列伝』愛蔵版１～５巻を、なんとまとめて５０円で配信するという暴挙に、わたしは泣いた、泣いた、ただ泣いた！

収録されているエピソードは、

これに続く「第１１話：超人一番! ハルク・ホーガン」と「第１２話：文明のキングコング! ブルーザー・ブロディ」、最終話「第１３話：東洋の神秘! カブキ」が入っていないのが残念なところだが……とにかく５巻までで５０円というこの価格を逃すのはアホウのやることじゃて。

ウフフ……この話を皆にした理由としては、まず『プロレススーパースター列伝』の台詞回しを熟知させることでオレのネタをより深く理解させたい、というのが第一！　そして第二に、皆をさらに奥深いカジワラ・ワールドへといざない、一大カジワラ・ブームを再興したい！　これこそがオレの真の狙いよ……グフフッ。

暴力事件による逮捕、大病を経た梶原一騎の「引退作」として連載された名作……その名も『男の星座』！！　ドドーン（背景に大波とサーファーの絵）

長らく入手困難だった本作も、なんと全９巻で６３０円！　この野郎ッ！　たった３分の１引きていどでオーバーにヒイヒイぬかしくさって！

週刊漫画ゴラクに連載されたこの『男の星座』！　絶縁してしまった大山倍達との思い出も含め、劇画原作者・梶原一騎（作中では「梶一太」という名前）の青春と成長を描いた作品という触れ込みだが……途中からワケのわからない横滑りを始めるという、梶原一騎の悪癖がまた出てしまった！　おでん屋台を引くオカマのジャニーさん、という人物が放つ強烈な輝き！　これが、力道山やルー・テーズや大山倍達をも飲み込み、悲劇の天才カラテ青年・春山章による「あらえっさっさ！」の名場面を生むことになったのである！　そして一代の風雲児梶原一騎は、連載半ばにしてその波乱の生涯を閉じ、数々の事件の真相はまったく明かされないまま、われわれにはジャニーさんの印象ばかりが残ったのだ……。何が何だかわかんない人はとにかく読んでくれい！

貧寒 2016/06/24 00:47 センセイ原田が週刊大衆で絶賛連載中の、『ＫＩＭＵＲＡ』も佳境に入ってます。こちらもヨロシク。

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