原理・原則に従えば、投資をすることになる
ニュースモーニングサテライトの「リーダーの栞」のコーナーで、日本銀行の黒田東彦総裁がインタビューに応じていましたが、黒田総裁の人柄がわかるいいインタビューでした。この「リーダーの栞」は、角界のリーダーが影響を受けた著書を紹介するインタビューコーナーです。
【リーダーの栞】日本銀行 黒田東彦総裁
ここで、語られたのは、黒田総裁は、中高時代は天文学者になりたかったこと。そんな黒田総裁ですが、日銀総裁というだけでなく、読書家であり、思想家であり人格者であることがわかります。自らを慎重な楽観主義者といい、重大な任務を全うしているということです。従来の経済学に個人の道徳など、経済的に非合理的な要素を加えるべきと提唱したセン氏の論文集を薦めた黒田氏。マイナス金利後の市場の動きは、まったく予測とは違った動きも見せている今、そのことを語らずとも、そういうことだよと言っているようでした。思惑通りに、教科書通りにいかなくなった経済市場、金融市場。予測がほぼ不可能になったからこそ、サミュエル・スマイルズの自助論ではないですが、一人ひとりが、自分により多くの投資をし、学び続きけなかればならないと思います。黒田総裁が教育もやはり関心があるというのも興味深かったです。
天文学者や物理学者または、それに造詣が深い人は、投資家が多いのかなあ。
ハレー、ニュートン、ガリレオ、コペルニクスなどなど
黒田総裁が紹介した本
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