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 欧州連合(EU)からの離脱を問う英国の国民投票は投票日前日となった22日も、残留・離脱の両陣営が夜まで有権者に支持を呼びかけた。支持率は最新の世論調査でも依然として伯仲しており、大接戦のまま23日の投開票日を迎えた。

 22日公表の英世論調査会社「YouGov」の調査結果によると、残留支持は45%(前回調査比3ポイント増)。一方、離脱支持も45%(同1ポイント増)で、ともに並んだ。同社は有権者の動向について「最終盤になり、現状維持に傾いている」と分析した。ただ、離脱が優勢の別の調査結果もあり、予断を許さない。

 ロンドン中心部で残留支持を訴えるチラシを配っていた大学生のカティ・ハーパーさん(21)は「関心を持って話しかけてくる人たちが増えた。EUから離脱することへの不安が高まっているように思う」と語った。一方、離脱を支持するという会社員ドム・バルマーさん(42)は「多くの人にとって、今のEUにいてもメリットがないことは明らか。運動の勢いは(残留派より)あると思う」と自信をのぞかせた。

 投票は23日午前7時(日本時間同日午後3時)に始まり、早ければ日本時間の24日昼ごろ大勢が判明する見通し。(ロンドン=高久潤

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