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 北海道釧路市の大型商業施設「イオンモール釧路昭和」で女性4人が刺され死傷した事件で、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された新聞販売所アルバイト従業員松橋伸幸容疑者(33)=22日付解雇=が「精神的な病気で長年悩んでいた」と供述していることが道警への取材でわかった。周囲とのコミュニケーションがうまくとれずに仕事を辞めたことがあったといい、道警は動機を詳しく調べる。

 近所の人によると、松橋容疑者は事件の3、4日前、「すごく不安定なので病院に行った方がいいかな」と泣きながら相談しにきた。自分の伝えたいことがうまく伝わらないことがあり、長年ストレスを感じていた様子だったという。

 松橋容疑者は昨年1月まで6年ほど新聞配達の仕事をしていたが退職。介護施設で調理師をしたが、3カ月後には新聞配達の仕事に復帰した。知人によると、介護施設の調理師の仕事では高齢者らと会話する機会が多く、「僕にはもう無理だ」と言って辞めたという。

 道警は23日午後、松橋容疑者を殺人や殺人未遂などの疑いで釧路地検に送検。本格的に動機の解明を進める。