News Up “巨額報酬”どう思う!? ネットの声
「245億円」「10億7100万円」。
22日、ネットでは企業の報酬を巡るこの2つの金額が話題になりました。前者は、ソフトバンクグループの副社長を退任することが発表されたニケシュ・アローラ氏の2年間の報酬。そして10億7100万は、日産のカルロス・ゴーン社長の昨年度の報酬です。巨額の報酬に、ネット上では驚きの声や疑問視する声など、さまざまな反応が。
22日、ネットでは企業の報酬を巡るこの2つの金額が話題になりました。前者は、ソフトバンクグループの副社長を退任することが発表されたニケシュ・アローラ氏の2年間の報酬。そして10億7100万は、日産のカルロス・ゴーン社長の昨年度の報酬です。巨額の報酬に、ネット上では驚きの声や疑問視する声など、さまざまな反応が。
ソフトバンクグループのニケシュ・アローラ氏は、アメリカの大手IT企業、グーグルの上級副社長を経て、おととし9月にソフトバンクの経営に参画し、去年6月には副社長に就任しました。
創業者の孫正義社長の後継者として経営に携わってきましたが、21日に退任が発表され、22日開かれた株主総会で報告されました。アローラ氏には、一昨年度は契約時のボーナスも含め165億円余り、昨年度は80億円余りの報酬が支払われています。
一方、日産の株主総会では、社長のゴーン氏の昨年度の報酬が前の年より3600万円多い、10億7100万円だったことが明らかにされました。
これについて、ゴーン社長は「優秀な人材の確保には競争力のある報酬が必要で、トップの報酬も他のグローバル企業と比べれば低い水準だ」と述べ、株主に理解を求めました。
きょうネット上では、驚きの声や疑問視する声など多くの反応が、拡散しました。
巨額な報酬を手に会社を去るアローラ氏に対して、ネットでは「200億円以上の報酬を、もらっておいて・・・。信じられない。」とか「球団が買える額」「約250億円をムダ遣いしただけってこと?」といった驚きや疑問の声が上がった一方で、「海外の投資案件に主導的に携わってソフトバンクに売却益をもたらしたことを考えると成功では」といった、孫社長の経営判断を尊重する声も寄せられました。
また、ゴーン氏に対しては、「すごいなぁ……率直に」「10億以上もらってるんか」。「三菱(自動車)を安く買ったから評価はプラスなのかな」といった書き込みがあった一方で、
アローラ氏の245億円と比較して
「ゴーン氏の10.7億が安く思える」といった書き込みもありました。
創業者の孫正義社長の後継者として経営に携わってきましたが、21日に退任が発表され、22日開かれた株主総会で報告されました。アローラ氏には、一昨年度は契約時のボーナスも含め165億円余り、昨年度は80億円余りの報酬が支払われています。
一方、日産の株主総会では、社長のゴーン氏の昨年度の報酬が前の年より3600万円多い、10億7100万円だったことが明らかにされました。
これについて、ゴーン社長は「優秀な人材の確保には競争力のある報酬が必要で、トップの報酬も他のグローバル企業と比べれば低い水準だ」と述べ、株主に理解を求めました。
きょうネット上では、驚きの声や疑問視する声など多くの反応が、拡散しました。
巨額な報酬を手に会社を去るアローラ氏に対して、ネットでは「200億円以上の報酬を、もらっておいて・・・。信じられない。」とか「球団が買える額」「約250億円をムダ遣いしただけってこと?」といった驚きや疑問の声が上がった一方で、「海外の投資案件に主導的に携わってソフトバンクに売却益をもたらしたことを考えると成功では」といった、孫社長の経営判断を尊重する声も寄せられました。
また、ゴーン氏に対しては、「すごいなぁ……率直に」「10億以上もらってるんか」。「三菱(自動車)を安く買ったから評価はプラスなのかな」といった書き込みがあった一方で、
アローラ氏の245億円と比較して
「ゴーン氏の10.7億が安く思える」といった書き込みもありました。
高額報酬 ネットの反応は
ソフトバンクグループのニケシュ・アローラ氏は、アメリカの大手IT企業、グーグルの上級副社長を経て、おととし9月にソフトバンクの経営に参画し、去年6月には副社長に就任しました。
創業者の孫正義社長の後継者として経営に携わってきましたが、21日に退任が発表され、22日開かれた株主総会で報告されました。アローラ氏には、一昨年度は契約時のボーナスも含め165億円余り、昨年度は80億円余りの報酬が支払われています。
一方、日産の株主総会では、社長のゴーン氏の昨年度の報酬が前の年より3600万円多い、10億7100万円だったことが明らかにされました。
これについて、ゴーン社長は「優秀な人材の確保には競争力のある報酬が必要で、トップの報酬も他のグローバル企業と比べれば低い水準だ」と述べ、株主に理解を求めました。
きょうネット上では、驚きの声や疑問視する声など多くの反応が、拡散しました。
巨額な報酬を手に会社を去るアローラ氏に対して、ネットでは「200億円以上の報酬を、もらっておいて・・・。信じられない。」とか「球団が買える額」「約250億円をムダ遣いしただけってこと?」といった驚きや疑問の声が上がった一方で、「海外の投資案件に主導的に携わってソフトバンクに売却益をもたらしたことを考えると成功では」といった、孫社長の経営判断を尊重する声も寄せられました。
また、ゴーン氏に対しては、「すごいなぁ……率直に」「10億以上もらってるんか」。「三菱(自動車)を安く買ったから評価はプラスなのかな」といった書き込みがあった一方で、
アローラ氏の245億円と比較して
「ゴーン氏の10.7億が安く思える」といった書き込みもありました。
創業者の孫正義社長の後継者として経営に携わってきましたが、21日に退任が発表され、22日開かれた株主総会で報告されました。アローラ氏には、一昨年度は契約時のボーナスも含め165億円余り、昨年度は80億円余りの報酬が支払われています。
一方、日産の株主総会では、社長のゴーン氏の昨年度の報酬が前の年より3600万円多い、10億7100万円だったことが明らかにされました。
これについて、ゴーン社長は「優秀な人材の確保には競争力のある報酬が必要で、トップの報酬も他のグローバル企業と比べれば低い水準だ」と述べ、株主に理解を求めました。
きょうネット上では、驚きの声や疑問視する声など多くの反応が、拡散しました。
巨額な報酬を手に会社を去るアローラ氏に対して、ネットでは「200億円以上の報酬を、もらっておいて・・・。信じられない。」とか「球団が買える額」「約250億円をムダ遣いしただけってこと?」といった驚きや疑問の声が上がった一方で、「海外の投資案件に主導的に携わってソフトバンクに売却益をもたらしたことを考えると成功では」といった、孫社長の経営判断を尊重する声も寄せられました。
また、ゴーン氏に対しては、「すごいなぁ……率直に」「10億以上もらってるんか」。「三菱(自動車)を安く買ったから評価はプラスなのかな」といった書き込みがあった一方で、
アローラ氏の245億円と比較して
「ゴーン氏の10.7億が安く思える」といった書き込みもありました。
“格差”の実感が背景に?
こうした外国人の経営者の高額な報酬が注目を集めるなか、日本のサラリーマンの給与はどうなっていのるか。
国税庁の調査によりますと、おととし1年間の民間企業で働く人の平均年収は、約415万円。ゴーン氏の1年間の報酬のわずか258分の1です。
平均給与は、ここ20年でもっとも落ち込んだ平成21年の406万円からは少し回復していますが、伸び悩みの傾向が続いています。
これに対して、巨額の報酬を受け取る経営者は増え続けています。
平成26年度、国内の上場企業で1億円以上の報酬を受け取った役員は、411人。平成22年に、報酬1億円以上の役員の開示が義務付けられてから、初めて400人を上回りました。
また、10億円を超えた役員はゴーン氏を含め5人で過去最多となりました。
一方、正社員と非正規雇用の人の平均年収の差も問題になっています。
多くの庶民にとって、懐はさみしいままなのに稼いでいる人は稼いでいる。
そんな“格差”の実感が、今回の巨額報酬のニュースが、大きな注目を集めた背景にあるのかもしれません。
国税庁の調査によりますと、おととし1年間の民間企業で働く人の平均年収は、約415万円。ゴーン氏の1年間の報酬のわずか258分の1です。
平均給与は、ここ20年でもっとも落ち込んだ平成21年の406万円からは少し回復していますが、伸び悩みの傾向が続いています。
これに対して、巨額の報酬を受け取る経営者は増え続けています。
平成26年度、国内の上場企業で1億円以上の報酬を受け取った役員は、411人。平成22年に、報酬1億円以上の役員の開示が義務付けられてから、初めて400人を上回りました。
また、10億円を超えた役員はゴーン氏を含め5人で過去最多となりました。
一方、正社員と非正規雇用の人の平均年収の差も問題になっています。
多くの庶民にとって、懐はさみしいままなのに稼いでいる人は稼いでいる。
そんな“格差”の実感が、今回の巨額報酬のニュースが、大きな注目を集めた背景にあるのかもしれません。