就活は働くための能力もない、今まで学業に専念してきた(それか学業もせずにダラダラ過ごしてきた)人間を大量に採用して、一から育ててくれるありがたい制度でもあるんだよなぁ。
ほとんどの人は食いっぱぐれないための技術や資産を持ってるわけでもないし、徒党を組んで生きていくためのコミュニケーション能力やつながりも持ててないしで、はっきり言って無能なんだよね。
学生の内なんて、そりゃ自分に伸びしろがあると思うだろうし実際伸びしろはあるけど、若いころにその生きていくための何かを築くための伸びしろを伸ばしているわけでもない。
けっきょく大多数の人たちは無能か元無能で、就活という仕組みを通して育ててもらったって面もあるんだろ。
その人の先の人生を生きていくために就活に救われている人が大多数なんだよ。
就活はそういう無能たちのための一発逆転、一発救済のためのシステムだから、あぶれるとつらいだろうね。
今まで何の技術も身につけずに生きるための知識も身につけてこなかった人間が一度そういうラインからあぶれちゃったら不安でしょうがないというのはわかる。
つまり、就活という制度は面倒で理不尽で糞なんだけど、就活によって人並みの生活ができるまで育ててもらった人間が大多数だから就活ってのはなくならんのだよ。
就活を通して人並みの生活を得てるのに就活を批判してる人は、やっぱズルいよって思っちゃう。そういうレールに乗っかってきた側じゃんって。あぶれた無能を差し置いて無能から脱却した側だよ。
就活という制度を無くすためには、もっと若いうちから働いたりインターンでこき使われたり何なりして、若いうちから生きていくためのコネや技術を築き上げる仕組みを作るしかないだろうね。
まぁ俺自身は就活からあぶれて別のところで育ててもらった無能なんだけど、俺もレールに乗って生きるのは楽だと思うしそうしたかった。