原作は来週や来月には続きが出るけどアニメは二期発表まで続きがない。
そのため原作通りに話を進めて最終話に「後でフォローする前提のバッドエンド回」を選ぶとその作品はそのままバッドエンドで終わってしまう。
たとえるならレイニーブルーで刊行終了になるマリア様がみてるだ。
その名はくまみこ。
アニメ版くまみこの最終回は要約すると「1クールのあいだずっと都会に憧ていた主人公がある日都会の人間から石を投げられる幻覚を見てしまい都会に絶望して村に引きこもる事を選んだ」という救いようのない話だ。
原作にもこれとほとんど同じ話があるのだが次の回で「よく考えたらやっぱり村の外行きたい」と言って今までの都会に憧れる少女に戻る。
だがアニメにはそれがない。
主人公は都会への失望感を胸にさびれた村で生涯を終えることを選んだトラウマ持ちの女の子のまま終わる。
そこに未来はない。
原作付きアニメを作ることの難しさは「アニメはアニメとして完結させること(たとえ2クール目を作る予定だとしても)」の難しさなのかも知れない。
いや、なんで未来がないと思えるのかが謎 勘違いすぎるだろ
シリーズ構成おかない+新人監督って組み合わせで上手くいくほどアニメは甘くないのさ。