先日、とあるパーティーに犬神サアカス團メンバー全員で出席した。主催者の人望の厚さにより、そのパーティーにはバンドマンや音楽業界の関係者たちが沢山いた。
俺が席を外してるところに音楽専科社並びに音楽通信社の代表取締役である鈴木佳男社長が、犬神にわざわざご挨拶しに来てくれたという。音楽専科社といえば、昔からV系専門誌SHOXXに大変お世話になっていたので、俺も鈴木社長に感謝の気持ちを伝えたかったのは言うまでもない。
これは涙ながらに語る犬神凶子からの証言をもとした問題提起だ。
鈴木社長に対応したのは犬神凶子だった。
「いつもSHOXXさんにはお世話になっております。本当にいつも良くして下さってありがとうございます。これからもよろしくお願いします。また載せていただけたら嬉しいです。」と感謝の気持ちを述べた凶子に対して鈴木社長は
「ああ、でもさ犬神を載せても雑誌は売れないからなぁ~」と本音とも冗談ともつかない言葉を返したという。
続けて凶子をまじまじと見てこう言った。
「ふうん。白塗りしてないと、そういう感じなんだ。なんだ普通のオバサンじゃん。ただのオバサン!わははは!」
これには犬神凶子といえども相当に傷ついたらしい。
見知らぬ酔っ払いならともかく、アーティストありきの仕事をしている出版社の代表者として、この暴言はいかがなものだろうか?
いや、この現代なら見知らぬ酔っ払いだったとしてもセクハラやパワハラで訴えられかねない状況だ。
おそらく鈴木社長だって売れているバンドにはこんな態度はとらないだろうし、相手が女性でなかったらこんな暴言は吐かなかかっただろう。
やはり売れないバンドはバカにされても仕方ないのか?女性はバカにされても泣き寝入りするしかないのか?
信頼を寄せていた雑誌の出版社だけに、非常に残念でならない。