加藤正和
2016年6月22日03時00分
戦時中に出征した兵士が戦地に携えた日章旗「寄せ書き日の丸」の一つが、東近江市上羽田町出身者のものとわかり、市遺族会平田支部に引き渡された。
旗は縦72センチ、横86センチ。「武運長久」の文字や50人分の署名がある。所持していた米国人男性からの依頼で、兵士の遺留品の返還活動をしている団体「OBON SOCIETY」(米・オレゴン州)が調査した。男性の父親はフィリピンに駐屯していたが、旗の入手経緯も、贈られた人も不明だった。だが、寄せ書きした人の名字などから、上羽田町出身者のものとわかった。当時の村長や村議、村の有力者の名前もあったという。地元の遺族会として支部が引き取りを申し出た。
20日に市役所であった返還式で、森田時雄支部長は「日章旗がふるさとに戻り感無量」と話した。旗は支部で管理する鎮魂堂に保管し、所有者遺族を捜すという。(加藤正和)
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